2007-03-20 第166回国会 参議院 総務委員会 第4号
昨年八月、TBSの旧陸軍七三一部隊、細菌戦部隊ですけれども、これに関する報道で、たまたま画面に当時の安倍官房長官の写真が映り込んだ事例でした。ほかの件はそんな大げさな報告要求条文というのは適用してないんですが。 そこで、大臣、総務省は現職の官房長官に対して失礼であったというのでより重い条文を適用した、こんなふうに理解してよろしいですか。
昨年八月、TBSの旧陸軍七三一部隊、細菌戦部隊ですけれども、これに関する報道で、たまたま画面に当時の安倍官房長官の写真が映り込んだ事例でした。ほかの件はそんな大げさな報告要求条文というのは適用してないんですが。 そこで、大臣、総務省は現職の官房長官に対して失礼であったというのでより重い条文を適用した、こんなふうに理解してよろしいですか。
中国での日本軍の毒ガスは北から南まで広範に分布をしているわけですが、昨年死亡事故のあったチチハルには関東軍化学部隊、いわゆる五一六部隊というのがありまして、そしてまた、いわゆる七三一部隊というのは有名ですが、この細菌戦部隊があったのもハルピン。こんなわけで、旧満州が特に日本の、日本軍の生物化学兵器の実験場だった、こういう状況にあるわけですね。
○田中(甲)分科員 それでは、その関東軍の防疫給水部、七三一部隊が細菌戦部隊で、生体実験を行っていたとされている点については、どのように防衛庁は認識をされていますか。
細菌戦部隊に関する資料の有無については去る四月二日の本委員会で質問いたしましたけれども、私たちの調査によれば、防衛庁の防衛研究所図書館に旧陸軍の支那派遣軍の井本熊男参謀の日誌が残っております。日本軍が行った細菌戦に関して防衛庁の防衛研究所図書館の保管する井本熊男大佐の業務日誌、これは全部で二十三冊あると聞いておりますけれども、これが大変重要なものでございます。
○栗原君子君 現在では、七三一部隊につきまして、多くの高等学校の日本史の教科書において、例えば日本軍はハルビン郊外に七三一部隊という細菌戦部隊を設け、中国人捕虜など多数の外国人に生体実験を加えて殺害したなどと記述をしてあるところでございます。
○栗原君子君 お言葉を返すようですけれども、政府が決断すれば防衛庁や国立公文書館あるいは厚生省、外務省その他の関係省庁にある細菌戦部隊に関する文献とか資料を総合的に分析して検討していくことができ、細菌戦部隊に関する事実の解明が飛躍的に進んでいくのではなかろうか、私はこのように思います。やっぱり気持ちをどう持っていただくかによるのではないでしょうか。
七三一部隊を中心に、旧日本軍の細菌戦部隊は生体実験によって開発した細菌兵器、ペスト菌あるいはコレラ菌などを空中や地上で散布し、中国各地で数万の人々に被害を及ぼしたとされています。 一例を挙げますと、一九四〇年、浙江省の衢州、寧波、一九四一年、湖南省の常徳、一九四二年、河北省の中部地域で非人道的な細菌戦を展開しました。
まず初めに、公文書の保存、公開についてお伺いいたしますが、旧陸軍の細菌戦部隊であった七三一部隊に関する資料について。この資料は一九五〇年代にアメリカから返還されたと言われています。どこの官庁がこれを収蔵しておられるんでしょうか。外務省ですか、防衛庁ですか、国会図書館ですか、あるいは国立公文書館ですか。それぞれ御回答願います。
この機密文書が発見されて、その文書によると、どうも最初犯人は平沢ではなくてほかの人のようだった、しかも、その行為のやり方を見ると、これは旧日本軍細菌戦部隊の七三一部隊に所属しておった者のようだ、というわけで、当時の警視庁はそういう観点から捜査を進めており、しばしばGHQの係官との会合を開いてやっておった。
だからこそ、来年春から高校で使用される社会科教科書の検定で、旧日本軍の細菌戦部隊、七三一部隊が中国人など数千人に生体実験を行った上殺害した事実の記述を削除させたり、南京大虐殺や日本軍による沖縄住民殺害に関する記述を弱めるよう命ずるなど、教育への強権的介入が進められてきているのです。 こうした教育内容への国家統制を断じて許すわけにはまいりません。
あるいは「ハルビン郊外に七三一部隊と称する細菌戦部隊を設け、」云々という文言については全部削除というふうな事態が起こっております。さらに、南京虐殺の人数あるいは朝鮮人強制連行という言葉が、この点で修正をされるという事態が起こりまして、今日再び国際問題化しかねない情勢にあります。
これで有名になった旧陸軍の細菌戦部隊、これは防疫給水部というのが表看板だったわけですね。石井四郎軍医中将の指揮下にそれがつくられて、その関東軍の本拠地がハルビンの七三一部隊である。ここで細菌戦、すなわち生物兵器の研究あるいは生体実験、細菌爆弾の製造などが行われた。つまり、こういう点では防疫給水部というのは二枚看板がありまして、一つは日本軍隊の中で防疫を行い給水を行う。
この細菌戦部隊である第十六防疫給水部付の主計将校に鈴木俊一という人が昭和十三年から十四年にかけていたはずでありますが——ちなみに、この主計将校というのは、石井部隊の場合でいいますと、生体実験用の捕虜受け取りの際報償金を支払うとか、あるいは食糧徴発、略奪、これを指揮したりする、これが主計将校の仕事でありますが、この鈴木俊一という名前は厚生省保管の名簿にはあるのでしょうか、ないのでしょうか。
○榊委員 時間が参りましたので終わらなければなりませんが、この鈴木俊一という方は大変東京都民にはなじみの深い名前でございますが、いずれにしましても、このいわゆる「悪魔の飽食」と言われるような細菌戦部隊、これはひとつ、繰り返してはならない汚辱であり、これは本当にこの歴史の中から教訓として酌み取っていかなくちゃいけないものだ、こう思うのであります。
これについて、この実態を簡単に申し上げますと、これは医師、化学者などスタッフ約二千六百名、世界で最大の規模の細菌戦部隊で、これらがやったことは、三千名余の捕虜、これは中国人、ロシヤ人あるいは朝鮮人、たくさんありますけれども、これらを対象にして非人道的な生体実験、そして細菌兵器の大量生産を行い使用した、全く戦慄すべき部隊なんですね。
恐らくその二千三百名というのが石井細菌戦部隊の終戦時の軍籍要員とでもいいますか、そういう者だろうと思います。それを含めまして膨大な三千五百名に上る陣容を構えていた。 ところで、その中には女子軍属がいたとされておりますけれども、これはいかなる人々でしょう。
現に神奈川県相模原市には、有名な米陸軍医療本部第四百六部隊医学研究所があって、しばしば四百六細菌戦部隊の名でマスコミの中にも登場しているところであります。この四百六部隊と関連して注目しなければならないのが、同部隊研究所とキャンプ座間にある米陸軍極東研究開発局とが、日本全国の大学や研究機関と黒い関係にあるという事実であります。
爾後におきまして細菌戦部隊に関する質問が、エラブカにおきましても、モスコーにおきましても、ハバロフスクにおきましても、私に対する調査が再三ございました。エラブカにおきましては石井中将という方を聞いていること、及び防疫給水部という部隊もあつたけれども、その部隊が如何なる内面的な仕事をしておつたかということについては存ぜぬという範囲に答弁をしておりました。