1996-12-10 第139回国会 参議院 予算委員会 第1号
この切り土斜面崩壊量は四百立方メートル程度ということのようでございますが、これは斜面の脚部を掘削したことによりまして露出をしました細粒砂岩を含む地表土が流動したものというふうに考えられております。 この崩壊災害の経緯を踏まえまして、長野県では、掘削をする際には掘削のり面の安全対策といたしまして、掘削で露出した斜面の地質の踏査等の実施を指導しておるところでございます。
この切り土斜面崩壊量は四百立方メートル程度ということのようでございますが、これは斜面の脚部を掘削したことによりまして露出をしました細粒砂岩を含む地表土が流動したものというふうに考えられております。 この崩壊災害の経緯を踏まえまして、長野県では、掘削をする際には掘削のり面の安全対策といたしまして、掘削で露出した斜面の地質の踏査等の実施を指導しておるところでございます。
災害の原因といたしましては、崩落個所が断層部でございまして、岩質が泥質の細粒砂岩というもので、非常にもろいところでございまして、そのために間漏れを生じまして、それが拡大いたしまして高落ちとなり、枠が倒れたというように考えられております。 対策といたしましては、断層で天井が弱い個所は、次の対策を実施するということで、四点いたしております。