1967-04-21 第55回国会 衆議院 決算委員会 第5号
たとえば、共和問題の一環となりました、農林漁業金融公庫の共和関係の細島甘味コンビナート建設に対する融資のうち、三十九年十月六日の四億円の貸し付け払い出しは、ブドウ糖機械の製作を目的とするものであったのに、これを精糖機械のほうの支払いに当てたことは、会計検査院は承知していたにもかかわらず、検査院は、これを三十九年度決算検査報告に記述しないのみならず、衆参両院の本問題の審査の過程においても、このことを遂
たとえば、共和問題の一環となりました、農林漁業金融公庫の共和関係の細島甘味コンビナート建設に対する融資のうち、三十九年十月六日の四億円の貸し付け払い出しは、ブドウ糖機械の製作を目的とするものであったのに、これを精糖機械のほうの支払いに当てたことは、会計検査院は承知していたにもかかわらず、検査院は、これを三十九年度決算検査報告に記述しないのみならず、衆参両院の本問題の審査の過程においても、このことを遂
参考人 日本開発銀行副 総裁 石原 周夫君 農林漁業金融公 庫総裁 大沢 融君 農林中央金庫理 事長職務執行者 副理事長 大月 高君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○参考人の出席要求に関する件 ○農林水産政策に関する調査 (宮崎県細島甘味コンビナート
宮崎県細島甘味コンビナートに対する融資に関する調査のため、日本開発銀行副総裁石原周夫君、農林漁業金融公庫総裁大沢融君及び農林中央金庫理事長職務執行者副理事長大月高君を本日参考人として出席を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山崎斉君) 農林水産政策に関する調査として、宮崎県細島甘味コンビナートに対する融資に関する件を議題といたします。 まず、農林大臣から調査の結果についての報告を聴取いたします。松野農林大臣。
この政府の報告で第二期計画と申しておりますのは、ブドウ糖の工場の敷地に新たに精糖工場をつくるために、くい打ちをして、六百五十トンの精糖工場を増設するというのが、この報告で取り上げておる第二期計画でございまして、いわゆる当初D細島甘味コンビナート工場計画の第二期計画というものとは、内容において違っているというふうに考えております。
ところが、細島甘味コンビナートの計画というものは、第二期計画まであったんでしょう。あったけれども、その第一期工事をまず進めていくと、こういうことで四十四億という資金というものが出てきたんじゃないですか。しかも、いわゆる漁業公庫は五億を貸すというんだが、まだその作業の状況あるいは建設の状況を考えて一億は貸さない、四億だけ貸しておくと、こういうことを言っておったんじゃないんですか。
この間にあって、細島甘味コンビナートの建設計画に協力した関係金融機関としては、以上の事情もあって必ずしも十分な見通しを持ち得ないまま融資を行ない、結果的に、今日のような事態を招いたものと考えられる。
日本開発銀行副 総裁 石原 周夫君 農林漁業金融公 庫総裁 大沢 融君 農林中央金庫理 事長 楠見 義男君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○参考人の出席要求に関する件 ○農林水産政策に関する調査 (農林水産基本政策に関する件) (宮崎県細島甘味コンビナート
すなわち、第一点は、細島甘味コンビナートの総合施設のうち果糖製造部門に対して、農林省は融資機関である農林中央金庫に対して何らかの融資依頼をいたしておるはずでありますが、その間の明確なる答弁をきょう約束をいたしたはずであります。
○委員長(山崎斉君) 次に、農林水産政策に関する調査として、昨日に引き続き、農林水産基本政策に関する件及び宮崎県細島甘味コンビナートに対する融資に関する件を一括して議題といたします。 質疑のおありの方は順次御発言を願います。
総裁 石原 周夫君 農林漁業金融公 庫総裁 大沢 融君 農林中央金庫理 事長 楠見 義男君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○参考人の出席要求に関する件 ○派遣委員報告に関する件 ○農林水産政策に関する調査 (農林水産基本政策に関する件) (宮崎県細島甘味コンビナート
農林水産政策に関する調査のうち、宮崎県細島甘味コンビナートに対する融資に関する調査のため、日本開発銀行副総裁石原周夫君、農林漁業金融公庫総裁大沢融君及び農林中央金庫理事長楠見義男君を本日参考人として出席を求めることにたたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山崎斉君) 次に、農林水産政策に関する調査として、農林水産基本政策に関する件及び宮崎県細島甘味コンビナートに対する融資に関する件を一括して議題といたします。 松野農林大臣から発言を求められておりますので、この際これを許可いたします。松野農林大臣。
私は、その中で、いままでの説明の中で、いろいろなことを言われておりましたが、それならばいままでの説明の中で、開銀、公庫、農中がそれぞれ細島甘味コンビナートのいわゆる工場財団の評価をどうしているのか、掛け目のあとの問題じゃない。工場財団の評価をどうしているのかと聞いたときに、まちまちです。三行とも一体工場財団の評価というものがまちまちだということは、どういうことなのか。
それから、その隣に基礎打ち工事ができておるのを知らないのはおかしいではないかという趣旨の御指摘でございますが、元来、細島甘味コンビナートの建設の計画は、製糖工場のほかにブドウ糖並びにデーツデックスの工場をつくりまして、総合的な甘味コンビナートを建設するという計画であったわけでございまして、これは食糧庁といたしましても、種々の観点から望ましい計画であるという趣旨で金融機関に推薦をいたした次第でございます
○説明員(大口駿一君) 食糧庁といたしまして、細島甘味コンビナートについて金融機関に融資のあっせんをいたしましたときの考え方は、製糖工場とブドウ糖工場並びにデーツデックスをつくるということで、これが種々の観点から望ましいという観点で融資のあっせんをいたし、現在は製糖工場のみ完成をして、ブドウ糖工場については、両者の共通部分である専用埠頭等のほかに、打ち工事がなされておるというふうに報告を受けておるわけでございます
○説明員(大口駿一君) 細島甘味コンビナートの一環として計画をされておりまする製糖工場部門が、当初の計画が二百トンという計画でありましたのが、実際に能力が大きくなりまして、五百トン程度の能力で建設が完了して稼働いたしておることは承知をいたしております。