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41件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2005-05-10 第162回国会 参議院 法務委員会 第17号

今回の法律案では、刑務作業のほかに改善指導及び教科指導規定され、義務化されておりますし、累進処遇制度廃止に伴い、アメリカのように二〇%の刑期を削減することが可能な善時制、グッドタイムシステムという方法までは採用していないけれども改善更生意欲の喚起のために優遇措置を定めています。

藤本哲也

2005-05-10 第162回国会 参議院 法務委員会 第17号

やはり一番私が問題だと考えているのは、行刑処遇の二本柱と教科書的に教えているのは、今回の法案でなくなりますけれども累進処遇分類処遇です。これはどちらも受刑者特性に合わせた処遇を行う。受刑者が成長していけばそれに見合った自由を与えるという、ある意味では非常に優れた理念を持った処遇だというふうに思っておりますが、現実の刑務所というのは、やはり保安と作業で運営されている。

浜井浩一

2005-05-10 第162回国会 参議院 法務委員会 第17号

先ほど浜井参考人からお話のあったような累進処遇ですね。だんだん考査期間、四級、三級、二級、一級と進級するごとにバッジの色も変わるんですね。ですから、同じことをしても刑務官バッジの色を見て怒るか怒んないかを決める。あるいは、それだけじゃなくて、やはり恣意的に、受刑者との相性で同じことをやっても懲罰になる人ならない人もいますよ。

山本譲司

2005-04-28 第162回国会 参議院 法務委員会 第16号

松岡徹君 私も余り詳しいことは分かりませんが、以前は、行刑累進処遇令というのがあってね、それで、三級から二級とか四級とか評価されていくんですね。それによって面会回数だとか物品差し入れ支給回数だとかが変わってくるんですね。そういう意味では改善更生意欲をそぐかそがないか、まあまあ大事だと思うんですね。

松岡徹

2005-04-01 第162回国会 衆議院 法務委員会 第9号

辻委員 今おっしゃった点ですが、私の理解しているというか伝え聞いている話では、現状の担当制というのは、作業場を監督している人が、大体五十人ぐらい受け持ちで一人が担当して、現在の行刑累進処遇令からすれば、その担当者が、これはそろそろ四級から三級に上げようとか、三級から二級に上げようというふうに判断していると。  

辻惠

2005-04-01 第162回国会 衆議院 法務委員会 第9号

そうすると、そこの処遇について、従来行刑累進処遇令があったのが廃止になって、六十六条の優遇措置というふうになっております。六十六条を見ますと、「受刑態度評価に応じた優遇措置を講ずる」というふうになっておりますけれども、この優遇措置評価基準というのは、だれがどこでどう決めるんですか。この点、いかがですか。     〔田村(憲)委員長代理退席委員長着席

辻惠

2005-03-29 第162回国会 衆議院 本会議 第15号

担当職員の裁量が大きく生殺与奪の権を与えることとなる担当制と、担当者のいわばさじかげんによって昇級が決まるという累進処遇制度とが相まって、日本行刑規律偏重が常態化してきているのです。  さらに第四に、このような処遇を実効あらしめるためには、施設内処遇社会内処遇の円滑な移行が図られなければなりません。

辻惠

2004-11-30 第161回国会 参議院 法務委員会 第10号

我が国刑務所処遇での二本柱というのは、御存じのように、分類処遇累進処遇というふうに柱立てがなされています。分類処遇というのは、その受刑者犯罪性などの特性によって受刑者を分類して処遇をすることで、それぞれの受刑者のタイプに応じた処遇施設に移送をしていくということがその処遇の前提になっているわけですね。

仁比聡平

2004-11-10 第161回国会 衆議院 法務委員会 第6号

例えば、この中で見ますと、累進処遇制度廃止して、真に受刑者改善更生意欲を喚起するような報奨制度に変えるべきだ、こういうような提言もあります。  また、職員研修職員研修というのが非常に重要だ、こういうことで、直接受刑者と相対する職員については、研修プログラムというものを矯正研修所等において早急に作成して実施する必要がある、こういうふうに言っております。  また、そのほか、人事異動

松野信夫

2003-07-02 第156回国会 衆議院 法務委員会 第29号

これは、名古屋刑務所におきまして、行刑累進処遇令に基づくいわゆる三級の受刑者四百八十五名ほどを講堂に集めまして、これは三級集会というふうに呼んでいるそうですが、集会といっても、何かを協議したり決定したりとかいうことじゃなくて、そこに集まってお菓子を食べながらビデオを見るとかそのようなことをしている、一種の息抜きのようなものだというふうに聞いています。  

横田尤孝

2003-05-28 第156回国会 衆議院 法務委員会 第19号

それからもう一つは、これも御承知かもしれませんけれども、現在、行刑というのは累進処遇という形をとっているんですけれども、これもまた、法律によって定められているものではなくて、処遇内容がかなり、法律によるものではなくて、いわゆる応報刑とか教育刑とかという問題はあるんですけれども、いわば教育刑に当たる部分といいますか、そういった部分というのは、これはいわゆる規則大臣訓令、そういった法律より下の、下位法令

横田尤孝

2003-05-21 第156回国会 衆議院 法務委員会 第16号

まじめに作業をして、仕事をして、そして累進処遇でだんだん階段を上がっていって、そして最後には仮釈放の日を迎える、そのために努力するというインセンティブが与えられているわけですけれども覚せい剤精神疾患という方たちは、なかなかそういう枠にそもそもはめることが難しい。それで懲罰になるわけですけれども、典型的な例が保護房です。  

保坂展人

2003-04-23 第156回国会 衆議院 法務委員会 第9号

なぜかというと、今まで日本矯正というのは、一生懸命、刑期の中で計画的に、それこそ累進処遇で少しずつ段階が上がっていく、そしてまた、腕に技術を持って、たくみの職人みたいな形で木工をやったりとか、あるいはさまざまな技術を磨いて、CAPICという製品をつくり上げていったんですね。  ところが、これが、経済が拡大していったときに、売り上げも伸びて、全国でやるようになったんですね。

保坂展人

2003-03-25 第156回国会 衆議院 法務委員会 第3号

それでお聞きをしたところ、私のところにおいでいただいて、いろいろなものを入れています、累進処遇、健康状態刑務作業懲罰配房クラブ活動、出廷、勾留満期についてなど入れていますが、この死亡帳については、データまで入れて、出す段階の手前だ、こういうふうに聞いているんですね。  これはどういうことですか。つまり、大臣、こういうものがあるんなら、もっとないんですか。

保坂展人

2003-03-18 第156回国会 参議院 予算委員会 第13号

それから、監獄法を受けた監獄法施行規則あるいは行刑累進処遇令、こういったものも受刑者処遇の基本を定めている法令一つでございます。省令レベルでは、施行規則明治四十一年に、それから行刑累進処遇令は昭和九年に制定されておりますが、直近では平成十五年に、受刑者に対する物品の給与及び貸与、受刑者等刑務所内で使用する物品の購入、差し入れ等に関する規則を制定しております。

山下進

2002-03-20 第154回国会 参議院 法務委員会 第3号

それによりますと、刑務所の場合、累進処遇制度というものを取っておりまして、その階級ごとに一番上の者が一級ということになりますが、その者につきましては随時、二級の者は週一回、三級の者は月二回、四級の者等につきましては月一回と、そういうふうに定められておりますが、ただ、刑務所長が個別具体的な状況に応じまして教化上その他必要があると認めた場合には、これらの制限を超えて面会とかあるいは信書の発信を許可することができるという

鶴田六郎

2001-12-04 第153回国会 参議院 法務委員会 第12号

政府参考人鶴田六郎君) 受刑者面会につきましては、監獄法令等によりまして累進処遇段階ごとにいろいろ、例えば一級であれば随時、二級であれば週一回、三級の者は月二回、四級の者等は月一回とそれぞれ定められておりまして、刑務所長は、その個別的、具体的状況に応じまして、教化上必要があると認めたときには、その制限以外、制限を超えて面会も許可するというふうな取り扱いになっております。  

鶴田六郎

1988-12-20 第113回国会 衆議院 法務委員会 第5号

そして、現行監獄法は、御承知のように法務省令である行刑累進処遇令、これは昭和八年に制定されたものでありますけれども、それによって実質的な受刑者処遇を実施してきたわけであります。この処遇令は、もう一つ受刑者処遇の柱であります累進制度とともに、二本柱として監獄法を実質的に修正するものとして、受刑者処遇という観点において用いられてきたわけであります。  

加藤久雄

1986-04-24 第104回国会 参議院 法務委員会 第8号

政府委員石山陽君) 現行監獄法四十五条はこのような規定になっているということを私は御説明したわけでありまするが、実際の運用といたしましては、例えばその後、昭和八年にできました行刑累進処遇令によりますれば、いわゆる累進処遇という方法をとっておりますので、監獄に入りたてで例えば四級という格付の段階受刑者につきましては、月に一回面会をし、あるいは信書発受ができると、こういうふうになりますが、それが

石山陽

1985-10-30 第103回国会 衆議院 予算委員会 第3号

そんなことはない、こうおっしゃるでしょうが、例えばここに私は府中刑務所の「所内生活の手引」というのを――わかりやすく、どなたが見ても、我々見てもわかるわけですが、昭和八年に制定された、大臣もちろん御案内の行刑累進処遇制度頑張りようによっては上に上がるのだ、四級から一級一級になったら初めて通信、面会は自由だ。

川俣健二郎

1985-03-28 第102回国会 参議院 法務委員会 第4号

そこで、私どもの先輩と申しましょうか、明治以来の行刑実務家たちは、例えば昭和八年につくりました行刑累進処遇令によりまして、監獄法の本則で申しますと、例えば懲役受刑者は月に一回、禁錮受刑者は十五日に一回しか接見ができない、こういう規定運用省令で改めまして、先ほど申しました四級の場合は月一回であるが一級受刑者になれば制限をせずに会わせることができる、こういうふうにいわば生活の知恵と申しましょうか

石山陽

1985-03-28 第102回国会 参議院 法務委員会 第4号

政府委員石山陽君) 既決になりまして、いわゆる受刑者段階になりますると、各施設既決処遇を受けるわけでございまして、こちらになりますると、最初段階では、例えて申しますると行刑累進処遇令という今私ども内部省令によって処遇が行われるわけでありますが、最初四級に格づけされました受刑者につきましては親族に限って月に一回だけ接見ができる、あるいは信書も月に一回だけ出せる、こういうふうな最低限の処遇

石山陽