2006-03-16 第164回国会 参議院 総務委員会 第5号
それから二点目は、大変大きなテーマで、道州制をにらみつつ、小売売上税アメリカ型という御指摘でございますが、御指摘がございました小売売上税多段階累積排除型の付加価値税である我が国の消費税、地方消費税とは異なって、小売段階のみで課税される仕組みであり、アメリカの州で実施されているということは承知いたしております。
それから二点目は、大変大きなテーマで、道州制をにらみつつ、小売売上税アメリカ型という御指摘でございますが、御指摘がございました小売売上税多段階累積排除型の付加価値税である我が国の消費税、地方消費税とは異なって、小売段階のみで課税される仕組みであり、アメリカの州で実施されているということは承知いたしております。
そうしますと、ここまで明確に規定している以上、我が国の事情をまず勘案したとしますと、消費税は、我が国の事情を勘案した累積排除、累積を排除する、それから前段階控除方式の付加価値税だというふうに定めたものだというふうに私は解するんですが、それでいいですよね。
○池田幹幸君 そこのところのいろいろ議論あるんですが、結果的には付加価値に税を掛けることになるじゃありませんか、累積排除して前段階控除してやると。計算の仕方として、売上げに対する税率を掛けるやり方で計算するんですよという話ですからね。
それからまた、消費税の仕組みをちょっとお話しさせていただきますと、専門的になりますが、多段階累積排除方式ということでございまして、つまり、ある一定の地域で販売される物品を例に例えますと、実はその物品は輸入されて外国から来るわけでございますが、そういうケースを考えているわけでございます。製造の段階、卸の段階、全国いろんな場所を通じてある特定の地域に来る。
それはどういうことかと申しますと、消費税は多段階の前段階の累積排除税額控除方式ということでもって制度を仕組んでおります。どういうことかと申しますと、売り上げにかかる消費税から仕入れにかかる消費税を控除した金額、これを納めていただくという税制としてこの税制が成り立っているわけでございます。
殊に間接税制度につきましては、特定の物品、サービスに偏って負担を求めておりました個別間接税制度というものを根本的に見直し、多段階累積排除型の消費一般に広く薄く負担を求める消費税というものを創設する等の措置を講じております。 また、簡素という……
その段階で、小売売上税についても種々の観点から論議がなされたわけでございますけれども、この単段階課税につきましては、納税のための事務負担を特定の取引段階や業種に偏って求めることになるのではないかというような問題が指摘されまして、そして現在施行されております消費税のような多段階の課税で、そして前段階の税額を控除していく累積排除方式というものが一番適切であろうという形で、この課税ベースの広い間接税というものの
その付加価値税は累積課税を排除することが最大の特徴であり、いわゆる多段階、しかも累積排除型の税金です。 前段階で課税された税額を控除するという方法には、周知のとおり二つございまして、一つはヨーロッパ等で採用されておる税額別記による控除方式であり、いわゆる伝票方式、インボイス方式と言われております。
先ほどから議論のありますように、消費税は多段階で累積排除型の税金でございますので、次から次に転嫁が流通段階でうまくいけばいい消費税になるでしょうが、一たんそれが詰まってしまうと、それは消費税ではなくて第二法人税的なものになる。
今回の消費税は帳簿方式累積排除型と言われ、国会決議が否定した一般消費税と全く同じではありませんか。 第三に、我が党はかねてより、消費税法案は撤回すべきであるし、あくまでやるのなら解散して国民に信を問えと主張しておりますが、総理は議員の任期を大事にと言って、これを拒否しております。
○水野政府委員 税制調査会では八つのタイプを挙げていろいろ検討はされたようでございますが、素案の段階におきましては、一つの段階に絞って御負担と申しますか、納税行為をお願いするということになりますと、やはりそこは問題が大きいから、一つの段階に絞ったお願いというタイプはいかがか、そういうことで多段階のものをまとめ素案として提示しておられる、それが累積排除型と累積型とで二つに絞られておるということでございます
ですからいきなり、いきなりじゃなくたってそうですよ、こういう付加価値税を先進国で、政府税調の二つの方式は累積排除型なんだが、平時にこういうものを、いきなりも何も導入しようというのは世界で初めてなんです、日本が。韓国と同じ本質、同じ事態に直面しているんですよ。大変なことだ。 税体系をがらっと変える。驚くべき大増税。自民党幹事長の安倍さんは五対五にシフトすると言った。
売上税は、税額票によって累積排除をしていました。EC型は要するに書類でこれを累積排除をするということでございますから、大きなグループとしては、EC型と売上税というのは、書類によって累積を排除するということにおきましては、一つの同じグループと申しますか、そこに売上税が含まれるということは言えるのではないかと思うわけでございます。
これを生き返らせるかのような御発言というのは、これは困ったものだと思うのですが、政府税調の素案では「当分の間、」ということで、この売上税や一般消費税などのような累積排除方式には国民がなじみが薄いから、とりあえず仕組みが簡単な累積方式の取引高税を導入しておいて、いずれは売上税のようなタイプに、小倉会長の言葉をかりればEC型付加価値税を導入してという、そういうねらいじゃないか。
次に、累積排除方式についてお聞きしたいと思いますが、まず、この素案では、「これらの書類によらず帳簿上の記録に基づいて控除を行う方式とが考えられる。」、こういうふうにありますが、これはアカウント方式で、かつて大平内閣のときに導入しようとしていた一般消費税と基本的構造の上では同じではないか、こう思うわけですが、もし違うとおっしゃるなら、どこがどう違うのか具体的にお答えいただきたいと思います。
ECの付加価値税という方式が一つございますけれども、これをさらに幾つかに分けてというそこまではいっていませんので、今のところは、ラフに申し上げますれば、取引高税とEC型の付加価値税方式と、この二つの中でさらに詰めまして、課税ベースはどの程度にするのか、税率はどの程度にするのかというようなことも、累積排除と同時に考えて詰めていくということになっております。
○鈴木和美君 実は、これから議論をずっと詰めていかれるんだと思いますが、一般的に見ますと、政府税調は、あえて累積排除型とか累積型とかという言葉はさておいて、EC型の付加価値税と一般消費税と取引高税と、こういう三つのタイプを出しながら、実は、一般消費税というのが大平さんのときにああいうことになった、取引高税の方はヨーロッパでも評判が悪い、日本でも二十三年にやって二十四年にパアになっちゃったというような
先ほども話が出ておりましたように、新聞の報道によりますと、きょうの税調の総会でいわゆるたたき台(素案)というのをお決めになるということでございますが、それはそのとおりかということと、その報道によりますと、直接税部会、間接税部会の報告でそれができて、例えば間接税部会については今話題になっておりますいわゆる新型間接税について累積型と累積排除型を入れるというふうなことも報道されておりますが、ただ、例えば新型間接税
あわせて、政府税制調査会がたたき台として示した二類型三方式、累積排除型の帳簿上の記録に基づいて控除を行う方式は、明らかに一般消費税であり、これは国会決議で否定されたものであると思います。また、税制改革については、既存の税制の不公平税制是正が先決であり、その具体策を明確にすべきであると思いますが、御答弁をいただきたいと思います。
だとすれば、これは単段階、多段階がありますけれども、できるならば多段階、かつ累積排除型から選んでいくとすれば、結局残る選択肢は随分限られてくると思うのですね。EC型の付加価値税そのものとは言いませんけれども、何かそれに近い、かつ日本になじむもの、その辺に絞り込んでいかないと答えが出ないのではないか。十も二十もいろいろなタイプがあるとは私ども思われませんので。
○水野政府委員 一点だけ補足をして御説明させていただきますと、一般消費税(仮称)につきましても、一応の累積排除の方式はとられておりますが、仕入れ控除方式と申しますか、アカウント方式と申しますか、とにかく一般的に世界で付加価値税なり今回の売上税でもとられております方式をとっておりませんので、その点が完全に累積排除なり二重課税の排除に一体なるのかどうか、その点が一番議論になったところでございまして、これが
また、これは、あくまで前段階税額控除を行うことによりまして累積を排除するわけでございますので、取引に対しましては中立的であるように仕組まれておるわけでございますが、その場合におきましても、その前段階税額の控除によります累積排除方式は極力簡素なものとすることによって円滑、適正な執行ができるようなものとするように考えておるつもりでございます。
○水野政府委員 前回の一般消費税と今売上税と言われているものとは、多段階の売り上げに対する課税であるという点におきましては同じでございますけれども、多段階課税であります以上、それは必ず累積排除の方式をその中に組み込むことが不可欠でございます。
その際に、私が先ほどお答えしました中のEC型の前段階税額控除と申しますか、累積排除の多段階税になるのか、製造段階一段階の製造者消費税になるのか、幾つかの型について、中期答申を御審議いただきます際に税制調査会で御議論を一通りしていただいたわけでございますが、どういう形が一番よいか、またどういう形がわが国の経済取引の実情に即したものであるか、その点についての御結論が出ないで今後の検討にゆだねられておるというのが
製造、卸、小売各段階を通じてかけていくという多段階課税の中では、重複して何回もかけるという累積方式と累積排除をする方式と二つあろうと思います。かつて昭和二十三年に一時導入をいたしましたわが国の旧取引高税、それからECでかなり広くやりましたターンオーバータックスという系統のものは何遍もかかってくる累積型の消費税であります。