1955-05-17 第22回国会 衆議院 運輸委員会 第10号 第七、いわゆる貨車甲板の内部もつぶさに監査いたしましたが、非常時においては、この内部からは専門家である船舶職員すら外部に脱出することは不可能に近く、紫雲丸操舵手石井武義君(二十八才)の悶死の状況を見てもよくわかる通りであるとの話も聞いたのでありまして、もし旅客乗車中の客車がかかる場合に遭遇いたしましたとすると、脱出はほとんど不可能に近く、まことに悲惨なことと相なるは明らかであります。 加藤常太郎