1955-06-21 第22回国会 参議院 運輸委員会 第19号
なお、この事件に着手以来、高松海上保安部、香川県の警察、神戸地方海難審判理事所などの関係機関等が、常時密接な連絡のもとに捜査を進めまして、ただいま申し上げた四名のほかに、参考人として宇高丸関係が三十九名、紫雲丸乗組員の関係が五十八名、乗客が六十六名、その他二十五名の取調べを行うとともに、衝突現状、紫雲丸沈没状況、第三宇高丸の損失状況、また第三宇高丸並びに紫雲丸型連絡船鷲羽丸及び眉山丸のレーダー状況なども
なお、この事件に着手以来、高松海上保安部、香川県の警察、神戸地方海難審判理事所などの関係機関等が、常時密接な連絡のもとに捜査を進めまして、ただいま申し上げた四名のほかに、参考人として宇高丸関係が三十九名、紫雲丸乗組員の関係が五十八名、乗客が六十六名、その他二十五名の取調べを行うとともに、衝突現状、紫雲丸沈没状況、第三宇高丸の損失状況、また第三宇高丸並びに紫雲丸型連絡船鷲羽丸及び眉山丸のレーダー状況なども
紫雲丸乗組員及び第三宇高丸乗組員の陳述によれば、紫雲丸は五月十一日午前六時四十分第八便として乗客約九百四十八名、貨車十五両等を搭載し、定時高松鉄道桟橋を離岸し、宇野に向け航行を開始いたしました。出航当時の気象状況は天候霧雨、視界四百五十ないし五百メートル、無風、潮流はほぼ転流時でありました。