1955-05-31 第22回国会 衆議院 本会議 第21号
現地調査団は、日本民主党加藤常太郎君、自由党越智茂君、日本社会党青野武一君、日本社会党中居英太郎君の四名をもって構成せられたのでありまして、一行は、現地において遭難者及び遺家族に対し深甚なる弔意を表するとともに、関係各機関の責任者並びに紫雲丸乗客等二十余名より種々事情を聴取した上、質疑を重ねまして、あらゆる角度より調査を進め、事件の真相、責任の所在の究明に努めたのであります。
現地調査団は、日本民主党加藤常太郎君、自由党越智茂君、日本社会党青野武一君、日本社会党中居英太郎君の四名をもって構成せられたのでありまして、一行は、現地において遭難者及び遺家族に対し深甚なる弔意を表するとともに、関係各機関の責任者並びに紫雲丸乗客等二十余名より種々事情を聴取した上、質疑を重ねまして、あらゆる角度より調査を進め、事件の真相、責任の所在の究明に努めたのであります。
本船は紫雲丸の沈没を防ぐため、そのままの状態を続け、紫雲丸乗客を極力移乗させるとともに、救命艇降下を命じ船内の救命具を投下し、救助に全力を尽したのでありますが、ちょうど七時ごろ紫雲丸は左舷に傾斜し、ついに横転沈没したので、漂流している遭難者を極力救命艇により救助し、本船に収容するとともに、その間陸上に救助手配を連絡し、七時三十分ごろ鉄栄丸、高松海上保安部所属艇その他の応援を得てさらに救助に努めた後、