1957-04-09 第26回国会 衆議院 商工委員会 第24号
もう一つつけ加えてお尋ねしたいのは、近年、ことに繊維産業の整理法安ができてから以来というものは、ことに紡績方面は相当活況を呈しておるのが事実であります。ことに中小紡などに至っても一時は非常に将来を憂慮されておったのでありますが、立ち直りも相当著しいものがある。これら全体として見たときに、相当に好転しておるのであります。
もう一つつけ加えてお尋ねしたいのは、近年、ことに繊維産業の整理法安ができてから以来というものは、ことに紡績方面は相当活況を呈しておるのが事実であります。ことに中小紡などに至っても一時は非常に将来を憂慮されておったのでありますが、立ち直りも相当著しいものがある。これら全体として見たときに、相当に好転しておるのであります。
○石橋国務大臣 どうも同じことを繰り返すので相済みませんが、この間も申し上げますように、現在の紡績方面の機械は非常な繁栄をしておる、これは御承知の通りの特殊事情によって起っておるわけであります。これをこのまま続けるということは、なかなか保証し切れないのではないか。
たとえば加藤君の直接御関係の紡績方面でさえも、あれだけの大きな力のある産業でありながらも、綿花のAA制には賛成がされないというようなありさまでありまして、実は非常に困っておる。そこでわれわれとしてはぜひ、この自由な貿易になりましても、国内の産業の基盤がゆるがないような状態を至急に作り上げなければならぬ。
ストツクの面におきましても当時キヤンセル品が一億五千方ヤール、或いは二億ヤールと言われておつたのでありますが、それがそのままストツクになり貿易商社、或いは紡績方面に手持になつておるはずでございましたが、現在では手持はそう殖えておりません。これは大部分が国内に流用されたというような現象になつておるのじやないかと思つておるわけでございます。
この場合にわが国の輸出対象物としまして、真珠が蚕糸、いわゆる絹糸紡績方面の輸出物を凌駕して、第一位の輸出の地位を占めようとする情勢でありまして、また養殖業者もそれを目ざして、非常なる意気込みをもつて活動しておる次第であります。
で、その際に決めましたのは、その当時における賃金の状況或いは企業の状態、それから他の物價との関係、そういうものを考慮いたしまして決まつたのでありますが、その後紡績方面につきましては、相当原價の昂騰がございましたことは事実でございまして、その間一方昨年三月引上げましたその際におきまして價格差益が出て参りまして、その差益の一部を平衡資金として積立てることになつておりまして、その平衡資金の中からその後における