1956-05-15 第24回国会 衆議院 商工委員会 第49号
○加藤(清)委員 それではその内容についてお尋ねいたしますが、東京、大阪、名古屋の各通商局にも地区割りの打合会を設ける、その打合会では内外を勘案し、紡機及び織機の更新計画とその実施対策を検討する、こうありますが、これは事実でございますか。
○加藤(清)委員 それではその内容についてお尋ねいたしますが、東京、大阪、名古屋の各通商局にも地区割りの打合会を設ける、その打合会では内外を勘案し、紡機及び織機の更新計画とその実施対策を検討する、こうありますが、これは事実でございますか。
まず第一番に、現在紡機及び織機を作っている企業及びそこに従事している従業員、このことはすでにわかっておることだと存じます。そこでできまする織機のことは二十九条の折に相当詳しく述べられておりまするので、この際は私は紡機について、その紡機が終戦以来どのような生産過程をたどったかがわかる統計ですね。その生産されたものが内地にどの程度売られたか。輸出にどの程度向けられたか。
ここに更新につきましては臨時機械更新打合会というものを関係業界を集合しまして作りまして、通産次官が主宰されて、これによりまして紡機及び織機の計画的更新を大いに促進をしていきたい、こういうことが一つであります。 それと輸出につきまして特段の促進策を講ずる。
ほかの職場でございますれば、半年や一年で完成された機械ができるという場合もあり得ましょうけれども、この熟練工をも切らなければならないという状況に追い込まれておりまする今日、この問題は世界で最高水準を行っているという紡機及び織機の性能度にも影響して来る。とかく日本の輸出品は粗悪品であるということが定評になっておりまするうちに、この機械だけは世界いずれの国に伍しても負けない。