2018-05-22 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
これは、素材生産業が自ら素材生産活動に伴う環境負荷を軽減し、再造林支援を促すための取組で、二〇〇八年に会員が自主的に守るルールとして策定したものです。当時は大面積皆伐地の荒廃や枝条、残材の林外流出が新聞、テレビなどでセンセーショナルに報道されていました。そのような中で公表された伐採搬出ガイドラインは、全国初となる素材生産業界による自主規制として注目を集めました。
これは、素材生産業が自ら素材生産活動に伴う環境負荷を軽減し、再造林支援を促すための取組で、二〇〇八年に会員が自主的に守るルールとして策定したものです。当時は大面積皆伐地の荒廃や枝条、残材の林外流出が新聞、テレビなどでセンセーショナルに報道されていました。そのような中で公表された伐採搬出ガイドラインは、全国初となる素材生産業界による自主規制として注目を集めました。
じゃ、残り時間で端的にお伺いしたいんですが、ひむか維森の会では素材生産活動に伴う環境負荷を軽減して再造林を促す取組を進めているということなんですけれども、これは森林の多面的機能の持続的発揮ということになるわけなんですが、この経営管理実施権の設定を受ける林業経営者がこの多面的機能の発揮ということを踏まえてどのような取組を求められると考えられるのか、最後にお願いいたします。
沖縄県の今後の素材生産活動においては、他に活用できない小径木やあるいは開発に伴って伐採される低質広葉樹の有効利用を図るため、パルプ、チップ用材の生産も重要でありますが、沖縄県産材の中には、材質、木目、色調、つや、香気等が外材や本土材にはないすぐれた特性を持っておる樹種が少なくない。
他方、最近木材価格の上昇率の低下が目立っており、林家の山林保有規模の零細性、林業労働力の減少等と相まって、昭和四十四年の素材生産活動や林業所得は、前年に比べ停滞ないし減少しております。しかし、昭和三十六年度をピークとして毎年減少しておりました人工造林面積は、昭和四十四年度には八年ぶりに増加に転じております。
他方、最近木材価格の上昇率の低下が目立っており、林家の山林保有規模の零細性、林業労働力の減少等と相まって、昭和四十四年の素材生産活動や林業所得は、前年に比べ停滞ないし減少しております。しかし、昭和三十六年度をピークとして毎年減少しておりました人工造林面積は、昭和四十四年度には八年ぶりに増加に転じております。