1989-02-17 第114回国会 衆議院 予算委員会 第3号 かけというのは、大阪では素うどんとか素そばとかいうことでございますが、 それを受けた主人はチラリと三人連れに目をやりながら「あいよ!かけ一丁」とこたえて、玉そば一個と、さらに半分をさりげなく加えてゆでる。 額を寄せ合って食べている三人の声がカウンター越しに中に聞こえてくる。 「おいしいね」と兄。「お母さんもお食べよ」と一本のそばをつまんで母親の口に持っていく弟。 大久保直彦