2007-12-10 第168回国会 参議院 決算委員会 第5号
一日の食事はラーメン一杯か素うどん一杯、あとは職を求めるも該当するところ更になし、とぼとぼと家に帰り、安い発泡酒を少々飲み、ふろは三日に一度でももったいない、朝目が覚めて、今朝も生きていたのか、何でこのまま、眠ったまま死なせてくれないのか。こんな思いで生活をしていらっしゃるのが生活保護水準やそれ以下の国民の暮らしの実態なんですよ。 ここから更に数千円だとか引き下げて、何が自助だというのか。
一日の食事はラーメン一杯か素うどん一杯、あとは職を求めるも該当するところ更になし、とぼとぼと家に帰り、安い発泡酒を少々飲み、ふろは三日に一度でももったいない、朝目が覚めて、今朝も生きていたのか、何でこのまま、眠ったまま死なせてくれないのか。こんな思いで生活をしていらっしゃるのが生活保護水準やそれ以下の国民の暮らしの実態なんですよ。 ここから更に数千円だとか引き下げて、何が自助だというのか。
かけというのは、大阪では素うどんとか素そばとかいうことでございますが、 それを受けた主人はチラリと三人連れに目をやりながら「あいよ!かけ一丁」とこたえて、玉そば一個と、さらに半分をさりげなく加えてゆでる。 額を寄せ合って食べている三人の声がカウンター越しに中に聞こえてくる。 「おいしいね」と兄。「お母さんもお食べよ」と一本のそばをつまんで母親の口に持っていく弟。
昭和十七年に、関西で言うたら素うどんと言うのです。うどんのことを素うどんと言うのです、揚げだとか入らないのを。あれ五銭だった。いま百円するんですよ、立ち売りの一番安いところで。高いところでは百五十円する。二千倍ですよ。あんパンは幾らしたですか。あんパンが昭和十七年に二銭ですよ。あんたたち知らないんだ、若い人たちは。私ら一個のあんパン食わしてもらおうと思ったらもう容易なことじゃなかった。