1992-04-17 第123回国会 衆議院 本会議 第20号
十年前、日米間が自動車問題で紛糾、事態解決の適任者として訪米を勧められたとき、今政治家が動きべきではない、問題処理はまだ経済人のレベルにあると判断、訪米を固辞されたのであります。実は、行くだけで政治家として点数が稼げるのではないかという含みもあったと言われるだけに、邪道を嫌い、政治家としてとるべき大道とは何かを問い、それを実践された希有の人でもありました。
十年前、日米間が自動車問題で紛糾、事態解決の適任者として訪米を勧められたとき、今政治家が動きべきではない、問題処理はまだ経済人のレベルにあると判断、訪米を固辞されたのであります。実は、行くだけで政治家として点数が稼げるのではないかという含みもあったと言われるだけに、邪道を嫌い、政治家としてとるべき大道とは何かを問い、それを実践された希有の人でもありました。
そうした場合に、再び韓国側は強制的な処分に出て来た場合に、日本の漁民として飽くまでここに踏みとどまつて操業を継続しておるというような場合が生じた場合は、これは又非常な紛糾事態が生ずると思う。
現実に今紛糾事態を起しておること自体が、これがそのまま公益事業委員会、最初の公益事業委員会の責任であり、同時に公益委員の責任であるわけであります。このことを千分に私は考えてもらいたい。そうでなければ、発足しました公益事業委員会は、まだ公益事業委員会としての仕事をせぬ前に不公平委員会になつてしまう形勢を持つている。
これに対して総理は、増田官房長官が政治的責任を感ずるということは、これは政府の一貫した態度の決定の上に述べたことについて政治責任を感じていいと思うのでありますが、今総理は更により以上にでたらめな内容で以て答弁に立たれた、そうしてこういうような紛糾事態が起きたことについてはより以上大きな政治責任を感じなければならんと思うのでありますが、この政治責任を総理は感じられるかどうか、これを先ず伺いたい。