1988-05-17 第112回国会 参議院 法務委員会 第6号
登記制度発足以来百年を経た今日、紙登記簿を廃止して、コンピューターによるブックレスシステムを実現していこうという、まさに登記事務処理の画期的な構造改革が推進されようとしている今、登記制度が持つ質的側面についても抜本的転換へ向けてスタートが切らてしかるべきであろうと存じます。
登記制度発足以来百年を経た今日、紙登記簿を廃止して、コンピューターによるブックレスシステムを実現していこうという、まさに登記事務処理の画期的な構造改革が推進されようとしている今、登記制度が持つ質的側面についても抜本的転換へ向けてスタートが切らてしかるべきであろうと存じます。
この法律案は、最近の我が国の社会経済の発展と並行して激増しつつあります登記事件を処理するための抜本的な対策として、従来の紙登記簿を中心とした登記事務処理システムを、コンピューターを導入したブックレスシステムに改革していく道を開くための法律案であると我々は理解をいたしております。