1974-04-26 第72回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
たとえば具体的に富山の伏木の港があるわけですが、そこは化学工場、紙工場があって、相当のヘドロが沈積しておるわけです。それを今度あるところへ動かすと、港湾審議会でもそのことを決定したんです。が、しかし、住民には二次公害を起こさないように努力するということを県はつとめて説得しているわけですが、それはなかなか住民はわからないわけですね。
たとえば具体的に富山の伏木の港があるわけですが、そこは化学工場、紙工場があって、相当のヘドロが沈積しておるわけです。それを今度あるところへ動かすと、港湾審議会でもそのことを決定したんです。が、しかし、住民には二次公害を起こさないように努力するということを県はつとめて説得しているわけですが、それはなかなか住民はわからないわけですね。
それで、その結果は十二月に発表いたしたわけでございますが、この調査といたしましては、PCBの製造工場、電気機械工場それから感圧紙工場、故紙再生工場、そのほか熱媒体として工場内でPCBを使用しておる工場等九十一工場についての調査をいたしまして、その結果は公表いたしたわけでありますが、この調査の結果、私どもとして一つ考えましたこととしては、これまで熱媒体というものはパイプの中を通すだけでありまして、理論的
それが再生紙工場にそのまま送られますと、再生紙の製造工程にいろいろな悪影響が出るということで、再生メーカーのほうが引き受けない、こういう事情から、くず屋さんのほうでは古雑誌は引き受けない。どうしてもとおっしゃれば、むしろ逆にお金をちょうだいしますと、こういうような事態になっているわけであります。
われわれ中小企業は、ちり紙製造工場が六十九社、段ボール原紙など板紙工場二十二社、よりひも原紙工場十社、印刷せんか紙工場六社、その他十三社、合計百二十社を数えており、その生産額は年間百八十二万トンで、地域全体の三四%を占めておりますが、木材化学パルプ生産は一社のみでパルプ全体の四%程度にしかすぎません。
中小企業の多い紙工場などは、経営者があわてているわけです。ましてや労働力の不足している今日でありますから、一体どうしたらこの解決策になるかというふうなことを盛んにいま心配しているようです。
最後に少し労働大臣にお伺いしますが、労働力がたいへん不足していることは、別に紙パルプ産業だけが言うているわけじゃありませんが、特に紙工場などは昼夜操業なんですから、労働条件もあまりいいほうではないですね。しかも中小企業の場合はきわめて劣悪な労働条件下に置かれています。極端なことをいえば、ここ数カ月でどうも労務倒産をする会社が出てくるのではないかというふうな深刻な状況にあるわけです。
パルプ工場とまでいかない小さな紙工場がだいぶできまして、その廃液で江ノロ川が非常に汚染されるようになったということは私も承知いたしております。現住漁民とのトラブルは、県あるいは市が間に入りまして一応解決しておるということを聞いておったのであります。
○説明員(藤岡大信君) 現在どの程度やっておるかを調査しなければわかりませんが、通常の紙工場がやっておる程度のこともやっていないということであれば、これは早急にやらすように指導いたしたいと思っております。
○松平委員 大川さんに伺いたいのですが、紙工場等において汚水処理をやっておられることを私も承知しておりますけれども、そういう場合において、一体どの程度下流に影響があるかということで、汚水処理の施設の規模というものもきまるだろうと思うのですが、そういう場合におけるところの基準といいますか、この法律の中に書いてあるところのいわゆる水質基準なんですが、その水質基準というものは、会社独自に研究をなさってきめて
しかしながらこれも非常にむずかしい問題がございまして、一般の民間の紙工場が景気がいいというようなときになりますというと報告数量が非常に減って参ります。また民間の需要が昨今のように減って参りますというと、報告数量が、はなはだしいのになりますと、倍くらいにふえて参ります。
かりに現在一箇月七百五十万ポンドの生産をあげる新聞紙工場というものを新たにつくるといたしましますと、運転資金を込めまして、約四十億円の金が必要でございます。これに対する金利、償却その他というようなものを考えますと、なかなか容易に手が出ない。従つてこういう一時的な輸入のために恒久的な関税定率というものが左右されるならば、将来の国内の紙パルプ産業というものが非常に萎縮する。
ただ最近、紙工場の設備等が改善されまして、企業合理化の点に重点を置きまして、たとえばサルフアイト・パルプに一例をとりますと、大体パルプ一トンにつきまして二十石くらいの原單位になつておりましたが、最近は非常にその点がよく合理化されまして、十五石または場合によりますと、十五石を切るというような工場もあるという話を聞いております。
それから高知へ行きまして、紙工場を視察いたしまして、それから縣廳で労資懇談会を持ちました。それから労働部長室で各部長さん及び係官と懇談会を持ちました。高知の公共職業安定所も視察して参しました。それから同じく高知では労働基準局も視察したのであります。