2016-03-09 第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
今、御存じのとおり、日本は世界一の純資産国ですね。世界一の金持ちの国です。その金持ちの国がお金をどう使ったらいいかわからないでいるのが、実は日本のこの二十年だったと思います。このままいくと、三十年たって、もしかすると日本自体が消滅してしまうかもしれない、そういうところにあるんだと思うんですね。
今、御存じのとおり、日本は世界一の純資産国ですね。世界一の金持ちの国です。その金持ちの国がお金をどう使ったらいいかわからないでいるのが、実は日本のこの二十年だったと思います。このままいくと、三十年たって、もしかすると日本自体が消滅してしまうかもしれない、そういうところにあるんだと思うんですね。
○松田委員 日本の財政、実は多くの人が見落としているんですが、日本は世界最大の対外純資産国、三百兆円も余計に持っているわけですね。これは世界断トツ一位なので、最終的に資金繰り破綻というのはなかなか起こるものではないと思います。ここがギリシャと違うところなんです。 ただ、最終的な調整が行われる過程において、金利が上がったりとか、いろいろな問題が起こる。
それは、日本が世界断トツ一位の対外純資産国であり続けていることが示すとおりであります。 大事なことは、積まれたお金が、国内で有効な使い道や魅力的な投資先に回っていくことであり、そのためには、既存の戦後システムを大胆に組みかえるぐらいの大改革が必要でありますが、それは、強固な既得権益と正面からぶつかることを免れ得ないものであります。
だから、円建ての資産が売られたとしても、金利が上がれば内国民は外貨建ての資産を処分をして、そしてそれで買いに戻るので結局上がる金利が抑えられるという、こういうふうなファンダメンタルズの基本的な条件があるから、経常収支の黒字国や対外純資産国というのは国債の信用が高いんですよ。
そういうふうな構造になっているから、対外純資産国においては、特に日本においては、過去、ヘッジファンドが攻撃をしてきても膨大な買いが湧いてきて、それが失敗に終わるというのがこれまでの歴史だったんじゃないですか。いかがですか。
世界最大の対外純資産国である日本経済のファンダメンタルズは健全であります。今日の悲観ムードを打破し、我が国の持つすぐれた可能性を的確に引き出していけば、バイタリティーに満ちた、活力ある日本を再生させることは十分に可能であります。 ある学者は、今の日本は総論不在、原理原則不在、哲学不在の無脊椎状態にあると評しています。今進行しているグローバル化は、経済活動中心のものであります。
この黒字は八〇年代から今日までどんどん累積をいたしまして、ついには世界一の対外純資産国になってしまった。対外純資産の増加ということは、国内で使われない日本人の貯蓄がいわば外貨建ての資産となって積み上がってくることでございますので、当然この日本人の間で外貨建ての資産があり余り、その価値は下がってくる、つまり外貨の相場は円に対して相対的に下がる。