1993-03-23 第126回国会 参議院 予算委員会 第7号
いずれにせよ、私が納税者番号制導入を検討したらどうだということは、例えば今回の金丸さんの問題にしたって、あれだけの多額のワリシンを買って利子に対して一八%課税されるだけで、あとは全部ポッケヘ入る。しかも、割引債の購入者のほとんどは個人で一人当たり二、三十億円購入する例は珍しくないんだそうだ。見たこともさわったこともない金だ。
いずれにせよ、私が納税者番号制導入を検討したらどうだということは、例えば今回の金丸さんの問題にしたって、あれだけの多額のワリシンを買って利子に対して一八%課税されるだけで、あとは全部ポッケヘ入る。しかも、割引債の購入者のほとんどは個人で一人当たり二、三十億円購入する例は珍しくないんだそうだ。見たこともさわったこともない金だ。
○猪熊重二君 今、大蔵大臣がおっしゃったように、納税者番号制導入についてはいろいろな問題があることは私も理解できます。しかし、いろんな問題があるからといって、問題だけをいろいろ検討していったら物は進まない。
我々も総合課税化ということをずっと主張してきているわけでございますけれども、そういう総合課税化に移行するようになれば、いわゆる割引債の利子なんかについても当然これは加えなければならないということになると、匿名ではこれは把握できないということになるわけでございますし、将来、納税者番号制導入ということもこれは当然必要なことだと思うわけでございますけれども、その過程でこの匿名性というのは当然見直しをせざるを
委員会における主な質疑の内容について申し上げますと、参議院選挙における民意と消費税法廃止関連九法案提案との関係、国民税制改革協議会の性格及び憲法上の問題、野党四会派の考える均衡ある税体系の具体的な内容、消費税廃止に伴う代替財源案による措置額及び初年度の税収額、総合課税化に向けての納税者番号制導入の当否、経済の国際化が進展するもとでの法人税負担のあり方、代替財源として旧物品税等を復元することの妥当性、
確かに、所得税法等の一部改正案に対する衆議院修正において総合課税の方向は示されておりますが、我々が要求する納税者番号制導入の時期については必ずしも明確になったものとは言えません。私は、この場において、総合課税移行への取り組みと、どのようなスケジュールのもとに納税者番号を導入しようとしているのか、総理、大蔵大臣に答弁をいただきたいのであります。