1949-06-08 第5回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号
でこれは原因は納税心が低いとか、税務の徴税能率が低いとかいういろいろございますが、併しやはり税率が法外に高いということがそういうことをもたらしておる一つの重大な原因だろうと考えるのでありまして、この辺に一つの大きな衡平化を図る要素が残つていないかということを言われております、と申しますのは、税率は相当減らしましても、收入としましてはこれ程減らないような行き方が、果してどこまで可能であるかという問題だと
でこれは原因は納税心が低いとか、税務の徴税能率が低いとかいういろいろございますが、併しやはり税率が法外に高いということがそういうことをもたらしておる一つの重大な原因だろうと考えるのでありまして、この辺に一つの大きな衡平化を図る要素が残つていないかということを言われております、と申しますのは、税率は相当減らしましても、收入としましてはこれ程減らないような行き方が、果してどこまで可能であるかという問題だと
ところによりましては税務署のやり方がなれていないのと、一方におきましては、やはりそういう團体の方々がこれも十分なれていないのとで、どうも衝突を起して、非常におもしろくない事例まで來しておるような例もございますが、さような点につきましては極力税務官廳としましても判断を誤らないようにして、まじめな納税者の場合においては、納税心を阻害するようなことなく、むしろ円滑に納税し得るようにして行きたい。