1952-04-01 第13回国会 参議院 決算委員会 第16号
それに対しまして当局のほうからは別の印刷物の説明書第四十八頁に一般的な答弁がありまするので、それを特に御参照を願いたいと思いまするが、なお四百三十号は、「物件売渡代金の徴收処置当を得ないもの」、それから四百三十一号は「物品の購入に当り納入経費を過大に積算したもの」、こういうふうに記されておる事件なのであります。これにつきましては別段改めて附加えて申上げますることはございません。
それに対しまして当局のほうからは別の印刷物の説明書第四十八頁に一般的な答弁がありまするので、それを特に御参照を願いたいと思いまするが、なお四百三十号は、「物件売渡代金の徴收処置当を得ないもの」、それから四百三十一号は「物品の購入に当り納入経費を過大に積算したもの」、こういうふうに記されておる事件なのであります。これにつきましては別段改めて附加えて申上げますることはございません。
報告書第九十一ページ、報告番号四三〇、物件売渡代金の徴收処置当を得ないもの及び報告番号四三一、物品の購入に当り納入経費を過大に積算したもの、右二件を一括して当局から簡單に説明を願います。財務部長川田君。
労務費の支給に当り、給与方針の不徹底、経理職員の不注意などにより過払を生じたものがあり、又工事の施行及び役務の提供に関し契約又は経費の精算処置等が適切でなかつたため諸経費の積算が過大であつたり、物品の調達に当り材料の使用数量又は納入経費を過大に積算した事例が多いのであります。
労務費の支給にあたり、給与方針の不徹底、経理職員の不注意などにより過払いを生じたものがあり、また工事の施行及び役務の提供に関し、契約または経費の精算処置等が適切でなかつたため、諸経費の積算が過大であつたり、物品の調達にあたり材料の使用数量または納入経費を過大に積算した事例が多いのであります。
ところが、終戦処理費のこの部分につきましては、「納入経費を過大に積算した」云々というふうに、総括的に、抽象的に述べられておるだけで、その内容は、一体会計検査院がごらんになりまして、不当とお考えになる金額はどれくらいに及んでいるか。民間伝うるところによりますれば、終戦処理費全体のほとんど半分ぐらいは不当なものであるというふうなことが、述べられておるようであります。