1981-01-30 第94回国会 参議院 本会議 第4号
その上、ロッキード、ダグラス、グラマンなど、政財界をめぐる疑獄と綱紀紊乱事件の相次ぐ頻発もあります。これで一体、安定した政治などと言えたものでないことは明白ではありませんか。総理の見解を求めます。 経済的にはどうでしょうか。確かに大企業は大いに繁栄しております。しかし、昨年の勤労者の実質賃金の低下を裏づけるように、最近の政府の世論調査によりましても、生活が苦しくなったという人が過半数であります。
その上、ロッキード、ダグラス、グラマンなど、政財界をめぐる疑獄と綱紀紊乱事件の相次ぐ頻発もあります。これで一体、安定した政治などと言えたものでないことは明白ではありませんか。総理の見解を求めます。 経済的にはどうでしょうか。確かに大企業は大いに繁栄しております。しかし、昨年の勤労者の実質賃金の低下を裏づけるように、最近の政府の世論調査によりましても、生活が苦しくなったという人が過半数であります。
まず、綱紀粛正に関する質疑として、「総理は地政方針演説で綱紀の保持はあらゆる施政の原点であると述べられているが、はなはだ残念なことに多発する綱紀紊乱事件に政府の対策は後迫いであり、手おくれの感がある。公務に携わる者は厳正な綱紀の保持を堅持することが何よりも大切と思うがどうか。
○国務大臣(大平正芳君) 公社公団、特殊法人に不正経理その他綱紀の紊乱事件が起こっておりますが、これにつきましては実態をきわめまして厳重な処分をいたしますと同時に、この解明を通じまして改善の方策を考えていかなければならぬと思っております。
それにおける原子力委員会や政府の態度、科学技術庁のこれは過去のことでありますけれども、会計紊乱事件等もあったでありましょう。それから、日本分析化学のデータ捏造事件もありました。また相次ぐ汚職事件など、また「むつ」問題や原子力開発の不正常な状況など、共通して言えることは、公開、自主、民主の三つの原則不在、そして大企業の方に顔を向けた行政の姿勢にこれは問題があるというふうに私は見ております。
ここでひとつ公団関係の問題でお尋ねしますが、これは文部大臣にも関係がありますからちょっとお聞きいたしますが、日本原子力研究所の経費に非常に紊乱事件が出ておりまして、たとえば出張もしないのに出張したようにして金をとっておった。
○福井委員 決算委員会でありますので、一言聞いておきますが、会計検査院の報告で、原研の高崎研究所などで若干、経理紊乱事件というものがありました。
しかしながらこのうちには特に宮崎地方検察庁の多年にわたる経典紊乱事件などが含まれており、何とも申しわけのない次第でございます。
がしかし、このうちには、特に宮崎地方検察庁の多年にわたる経理紊乱事件などが含まれており、何とも申訳のない次第でございます。
今日の時代におきましては、今新聞面をにぎわしておりまする大きな汚職のみならず、まだ世人の注意を引かざる綱紀の紊乱事件は、極端な言葉で言えば、天下に充満していると思います。私どものやつております社会党の綱紀粛正委員会で調査いたしたものだけでもおびただしい数に上つており、中央の機構関係のみならず、地方の各県におきまする汚職というものも相当現われて参つております。
それは久里浜学校に起きた綱紀紊乱事件であります。時の校長浜名政雄にとかくの風評があり、最近次の事実が明らかになつたのであります。この私が申し上げる資料の出所は、百パーセント信頼すべきものである。その人物、その地位からはつきり知つたことでありますから、単にうわさとして聞き流さないで、事件をさらにさかのぼつて、英断と誠意をもつて、悪をふた葉のうちに取除いていただきたい。
たとえば第一管区内においてあなたの直接の部下が白昼堂々と長期にわたつて行つた綱紀紊乱事件であります。先ほどあなたはこの問題について責任を痛感するとおつしやつたが、口先だけで痛感すると言つても何もならない。それを行動をもつて実現する。昔こういう事件が起りますというと、最小限度において師団長と連隊長は首になつたものです。
○吉田(賢)委員 きよう、印旛沼干拓建設事業事件概要という資料をもらつたのでありますか、どうも資料の数字の記載の仕方が若干私には合点が行当ませんので、この資料と対照しつつ、五十七号と五九八号、それから二十六年度のこれに関連しての同じ性質の同じ印旛沼の直轄工事の会計紊乱事件の五〇八ないし五一三、このうちの五〇八についてひとつ御質疑申し上げたいのです。
町には公然たる風紀の紊乱事件、暴行事件等が、これまた毎日、新聞をにぎわしているではありませんか。権力者は利欲と結んで恥を知らず、無徳者は繁栄いたしまして、正直者は生活にも窮するというばかを見ているではありませんか。(拍手)まことに末世的な社会相といわなければならない。政府当局者は、今や粛然としてみずから天を恐れ、その徳の足らないことを反省すべきであると私は思う。
あなたはとにかく知事選挙に立つて、公選知事として二度も当選しておるのだから、おそらく県民の知事に対する信望は厚いものだと私は考えておるけれども、そのあなたに対する県民の希望、期待というものが、こういうような綱紀紊乱事件によつて非常にそこなわれるということがあり得ると思うのですが、そういう県民の期待に対して、あなたは公務員の最高責任者としてどういう態度をとつて来ましたか。
私が今日質問いたしたいと存じました中心課題は、綱紀の紊乱事件であります。私がここに呶々を費さぬでも、すでに御承知のように、中央官庁及び地方自治庁、その他公共団体あるいは中央の公団、そういう中央地方を問わず、公務員の地位にあるものの綱紀の紊乱は、実に目をおおうものがあるのであります。