1988-05-18 第112回国会 衆議院 建設委員会 第13号
なかでも建設省は「大滝ダム建設はもちろん、さらに紀の川上流のダム群建設に取り組む」と入之波ダム建設に積極的な姿勢をみせた。」こういうふうに翌日の奈良新聞は報道いたしております。これはそのとおりだと思うのです。 で、このように入之波ダムの建設が紀ノ川の大阪への分水計画の重要な一環である、そういうふうに考えるのですね。
なかでも建設省は「大滝ダム建設はもちろん、さらに紀の川上流のダム群建設に取り組む」と入之波ダム建設に積極的な姿勢をみせた。」こういうふうに翌日の奈良新聞は報道いたしております。これはそのとおりだと思うのです。 で、このように入之波ダムの建設が紀ノ川の大阪への分水計画の重要な一環である、そういうふうに考えるのですね。
われわれもちょっと聞きますと、関ヶ原あたりを避けて鈴鹿山脈を抜いて、むしろ紀の川上流に出て和歌山の方に出る方がいいのではないかという建設省案のワイズマン工法があります。
それから紀の川上流の室生ダムというのかございますが、これも奈良平野に分水を計画しておりまして、現在進行をしておるわけでございます。それから九州等におきましては、どうしても北部九州は水の逼迫しておる地域でございますので、今後筑後川その他の水資源開発が進みますれば、やはりそういった一部は分水をして都市用水等の補給をするという計画が進んでこようかと存じます。
県御当局の統計によりますと、当時、山林労働者は八千人と称せられておりますけれども、なかなか奈良県よりも地域が広く、また奈良県のように紀の川上流と、熊野川上流の森林地帯が密集しているそういう地形的な条件でなくて、有田川、日高川、古座川というようなあまり大きくない川があり、その上流に林業地帯がある。