1962-03-10 第40回国会 参議院 予算委員会 第10号
満鉄、満拓あるいは満州糧穀会社だとか、その他たくさんございます。こういうようなところに奉職しておった人たちは、これは国家の国策会社でありますから、したがって恩給制度に準ずるような制度を作り上げなければならぬ、こういう気がいたしますが、この点は、どういうふうにお考えですか。
満鉄、満拓あるいは満州糧穀会社だとか、その他たくさんございます。こういうようなところに奉職しておった人たちは、これは国家の国策会社でありますから、したがって恩給制度に準ずるような制度を作り上げなければならぬ、こういう気がいたしますが、この点は、どういうふうにお考えですか。
○山田委員 刑事局長に伺いますが、この糧穀会社から前に東洋醸造へ米を流して、それから刑事事件になっておる事件がまだ結論つかずにあると思うのです。
○山田委員 一度この糧穀会社から東洋醸造へ黄変米を流して、奈良の方へこの黄変米が横流れして、食膳に上って刑事事件が起ったわけですが、この糧穀会社を通してやはり東洋醸造とかその他みそを作っている会社とかあるいはみそを作る団体とか、こういうところへ流すのじゃないですか。
それからもう一つ現在ストックされている米に関して、これは蛇足かも知れませんが、八木委員から日本糧穀会社に関する若干の質問がありましたが、私はやはり昭和二十六年のこの黄変米処理をめぐる他の民間会社の払下げをめぐつての横流し等の、従来もあつたことですから、これは現在のこういつた変質米の処理については、これはもう会計検査院から指摘されるまでもなく、こういう不正不当な処理は断じてないように一つ注意を払つて頂
○八木幸吉君 それからもう一つ不適格品、つまり病変米として日本糧穀会社ですか、どこか払下げておられるのが、和歌山県で横流しになつておるというような御報告があつたわけですが、そういう点のお調べもできておるかどうか、或いは又味噌や菓子のほうには相当パーセンテージの高いのを払下げておられる、それの行先もはつきりお調べになつておるかどうか、要は、つまり消費者の立場として、どうもこの頃の味噌は危い、菓子は困るというような
東洋醸造の人たちが日本糧穀会社の重役の中に大分入つておるわけです。それで完全に食管法違反を東洋醸造の重役陣は犯しているわけなんです。東洋醸造の人を、それでは何人検察当局は喚問して調べているか、参考に伺つておきます。これは食管法違反を犯しているばかりでなくて、完全に黄変米をやみ流ししているのであつて、食管法違反のほかに、政府当局をごまかしている。
それで黄変米だといつておりますが、普通の配給米であつて、この米を陸揚げするまでの間に海水をときどきぶつかけるんだ、それでこれを不良米にわざわざしてしまつて、中には粉米が非常に少いのに、くず米と称してこれを糧穀会社へ払い下げているのだ、払い下げている経路は菓子の工場にも、こうじ会社にも、みそ会社にも、しようゆ会社にもこの払い下げを願つて大株主が農林省に出入りしておつて、これを払い下げるのだ、こういう意図
○保利国務大臣 これは前国会でも御審議をいただきました点でございますが、当時の弁明としましては、通産省のアルコール工場に――分散して払下げをせぬ、通産省の要請によつて、その糧穀会社を一手に相手として、売る方から言えば一括の方が楽でございますからそういうふうな手段をとつたと承知をいたし、また皆さんもそう了解されていると思います。
委員 農林省で認めている前の食糧庁長官をやつた片柳さんの日本糧穀株式会社の重役のメンバーの中には入つていないが、その会社の大株主である高橋龍太郎及び藤山愛一郎――どうも聞くところによると、外米を輸入して来る期間中に、船の中で海の水を米の中へ入れたり、あるいはまたこの米を粗雑な取扱いをしているために黄変米が非常に多く出て、これにより業者が巨額な利益を得ているのだということが言われておるのですが、一体糧穀会社
○保利国務大臣 先ほど山田さんのお話に、糧穀会社に高橋龍太郎とかあるいは藤山愛一郎さんというような世間知名の士が、株主としておられる、それが利得を得んがために、黄変米でないものを黄変化するような処置を講じたというように聞えるようなお話がございました。ちよつとこれは容易でないと思うわけであります。私は両氏の名誉のためにもさようなことは絶対にあり得べきはずもないし、また事実ないと思つております。
フィリピンで食べなかつた黄変米を輸入したことが事実なりや否やという点を私はこの際明確にして頂きたいということが一点と、それから今まで片柳さんが社長の日本糧穀会社ですか、ここに払下げていたのは、これは変黄米の混入率のどのくらいのものを払下げておいでになるか、ちよつとそれだけ伺いたい。
それから、只今お話のありました日本糧穀会社に対する売却でございますが、これは二十六年に入りましたものを二十七年に売却したわけでございます。これは従来の基準に従いまして、一%以下は配給に廻したと、それ以上のものは、パーセンテージによりまして、醸造酒、工業原料と、こういう形になつております。それを実需者に対して売却いたしたわけであります。実需者の代行として糧穀会社がやつたと、こういうことでございます。
まず黄変米の前の払下げについては、昨年十月ごろ国会の本委員会において言われたと思うのですが、そのときに日本糧穀会社に払い下げた黄変米が、買つて来た価格は一石一万四百円であつたが、それを四千六百円で払い下げた。
そこで当時すでに通産省がこの糧穀会社というものを指定せられて、そして取引が進行することになつておつたわけでありますので、全販連としましては、アルコール原料用の切りぼしかんしよ等の納入の関係において、この仕事に関与をいたして行きたい、こう考えたわけなのであります。
従つて荷物の受渡しの方は糧穀会社の方で分担をいたしまして、それを納入いたしておるわけであります。その取引金額に対する一%というものを取引の手数料として収受をいたしておるわけであります。
そうしてその受渡しの方は、日本糧穀の方においてすでに通産省から指定も受けておりまするし、その点の専門の会社でありますから、そういう荷渡しの方は一切糧穀会社が担当をする、こういうことになつております。
しかし取扱い方につきましては、ただいま御指摘の片柳某というようなお話は、黄変米払下げに関して、日本糧穀会社が介在したというところに、見方によれば非常な疑いの目がかかるわけであります。食糧庁の扱いとしては、今後は実需者に対して払下げ処分をして行く、中間を通さないという原則の上に、間違いの起らないようにやつて行きたい。
やはり根本の一番元になつておるあなたの方の保管、その次の糧穀会社、そして通産省へ行く、きわめて簡単な、単純なところですから、四千トンに対して百トンというのでは、たいへんで、どこかに大きな欠陥があつたのではないかと私は思います。
ただその当時、具体的に日本糧穀会社に渡しまするときに、立会い看貫をしませんでしたために、この保管中におきますロスはいかほどであつたかということは、その当時としては具体的につかみ得なかつたわけでございます。
○吉田(賢)委員 日本糧穀会社の社長さんに伺いますが、二十七年度に政府が黄変米を買却いたしました。その買却処分したものはあなたのみには随意契約で、その他は全部入札なんです。どういうわけでこういう区別になるのだろうか、あなたの方の申出によつて契約したのだろうか、あなたの方だけを信用したのだろうか、その点についてはあなたの方から聞いてみたいと思います。
○吉田(賢)委員 日本糧穀会社につきましては、ひとつ次の機会に糧穀会社の社長をお呼び願いましてそうしてこれらの点についていろいろと忌憚のない所見なり当時の事情なり伺つておく必要があろうと思いまするので、適当におはからい願いたいと思います。 それから、あまり多く時間をとらないようにして、できるだけ簡潔に進めますが……。
そこで一体日本糧穀会社は何ぼほどもうけておつたのか、こういうこともずいぶんと前会にも柴田委員その他の委員からも質疑が出たのですけれども、これは民間の一つの会社であるためでしようか、国損はおよそ見当がつくのでありますけれども、しかしその会社は何ぼ利益をあげておつたかということを委員長も聞いたのですが、答弁が出て来ないのであります。
○保利国務大臣 そのときの処分の便宜から、実需者の要請もあつて、日本糧穀会社を通してやつた。しかしながらそれに対して一部から相当の疑惑が出ている。実際実需者に直接処分をして行くということは、手数の上からいえばたいへんかもしれませんけれども、原則としてそういう仲介機関を通さずして、実需者に払い下げる方法をとつて行くようにということを、食糧庁当局にも厳命をして、爾後そのように直して来ていると思います。
こういうことについても食糧庁として十分な強い――これらの次々流れて行つた経路なりあるいはこういうところへ将来も――この糧穀会社の取締役の中にも東洋醸造の人がおるわけですから、こういうことで国民に多大の迷惑をかけておるのに、それが追究されずにおるということは、実に私たちとしては心外なんです。そういう点について調査をする場合に、十分調査をした形で報告を願いたいと思うのです。
またこれは言葉を返して恐縮でございますが、糧穀会社に対する手数料の点につきましても二%ということにいたしております。こういう原料といいますか、こういつたものの取引には大体二%が通例と考えますので、いたした次第であります。
なお日本糧穀会社を介在せしめた理由でございますが、二十七年度について申しますと、当時食糧庁の方の払下げにつきましては納付代金の延納ということを認められていないということが一つと、それから食糧事務所にあります物件につきましてあり姿のままで売却するというような原則がございましたので、アルコール特別会計といたしましては、あり姿で買います場合には欠品、欠減その他についての問題がございますし、アルコール会計といたしましては
もう一つは、この糧穀会社は前の食糧庁長官の片柳眞吉という人が社長であることはわかつているのですが、いつ会社ができて、現在は大体どんなふうにやつておられるか。これについて食糧庁として知つている範囲の資料を頼みたいと思うのです。 それから東京においてもやみ流しをされているしさらに和歌山、大阪、兵庫、京都、広島、愛媛、関西における二府四県にやみ流しをされている事実があるわけです。
○吉田(賢)委員 それならばすぐ資料を作成して、時期別は質付の年月日、それを貯藏して売渡しをした年度が翌年度にまたがつておるものもあろうと思いますし、会計年度であろうと思うけれど、需給関係は米穀年度でもありますので、その辺の誤解が生じないような記載をしていただきますことと、買いつけて政府が支払つた代金、その内訳には保険料とか運賃などが入るべき契約になつておるかいないかなどということと、それから今糧穀会社
○前谷政府委員 糧穀会社につきましては、御要望の資料できるだけ出したいと思います。なお検事の木村さんのお話は、われわれとしてはそういう事済は全然承知いたしておりません。なお委員長から御要望の資料は提出いたしたいと思います。
○渡辺説明員 アルコール特別会計が、日本糧穀会社を経由して黄変米を買い受けた理由といたしましては、直接食管特別会計とアルコール特別会計と契約をしますと、食管特別会計の希望としましては、売却条件が決定次第早急に売却したい、従つて納付代金の延納を認めないというような御意向でありましたが、アルコール特別会計としましては、支払い資金計画上、納付代金をすぐ支払うということは不可能であるというような事情と、それから
先ほどの工業用アルコールについては、Bクラスでございまして、これは非常にグレードの悪いものでございますから、先ほど通産省からの御説明がございましたように、通産省の官営工場の代理人として、日本糧穀会社を経由して売却いたしたわけでございまして、行く先はあくまで実需者と考えております。