1949-05-25 第5回国会 衆議院 農林委員会 第32号
さらに最近におきましては、油糧公團本部等にもこの不正事実があるというような問題が発表されております。これは先般の委員会において井上委員も指摘されておりますように、公團をめぐる第二会社等が続出しておりまして、ここにいろいろな不正の根源があるということをわれわれは感じておるのであります。
さらに最近におきましては、油糧公團本部等にもこの不正事実があるというような問題が発表されております。これは先般の委員会において井上委員も指摘されておりますように、公團をめぐる第二会社等が続出しておりまして、ここにいろいろな不正の根源があるということをわれわれは感じておるのであります。
繰返して申しますが、さようなことが終始一貫しておるならいいけれども、一方におきまして、油糧公團のごときは、政府の資金において製品の手持ちをさしておる。農村の資材は手持をさせない。大部分が都市が消費するところの物品については、資金のめんどうをする、かような事実がここに出ております。この点を私は伺うのであります。もう一度くどいようでありますが、御答弁願いたいと思います。
実は先日來本委員会に油糧公團の十五億の増資の問題が出ております。この油糧公團の十五億の増資の問題は、これは露骨に言うならば、油糧公團自体の資金繰りが惡いために、貿易廳の支拂いが滯つた、これがために十五億の増資になつた。しかしこの問題がないにしても、一面の理由としては、油糧公團が製品の手持期間が長いから資金が困難だ、こういうことです。私はこの問題をお尋ねするわけではない。
なお先般御審議を願いました通り、油糧につきましては今回十五億の政府の出資がふえておりますので、相当油糧公團の面につきましては金融操作が樂になるであろうと思つております。
私はこの前の食料品配給公團の問題で質問をいたしたときに、おわかりの通り、私の方は実は油糧公團から出て参りますみそ、しよう油の原料は油糧公團の陣容を拡充して、ここから政府の指示によつて原料を直接みそ、しよう油の方へまわしたらどうか、トンネル会社をつくる必要はないではないか。
最初油糧公團、あるいは食料品公團とそれぞれ内容が違い、取扱品目が違い、また業務内容が異なるというところで、これらの公團を別個に設立をさせたので、もし今あなたがおつしやつたような理由ならば、出発当時において統合すべきものであつて、その当時はそれでよいのであつて、今日になつてこれをあえて業務内容が関連性を有しておるというので、統合する理由は成立ちません。
その次に、私はこれは大臣に伺おうと思つておりましたが、今度この食料品配給公團と、油糧公團を合併することによつて、行政整理を考えられておる。
十五億の問題は、先般の委員会において申し上げたのでありますが、三月末における貿易会計の赤字を、油糧公團に金を貸して赤字をなくした、こういう関係でああいう運轉資金的なものが出たのでありますが、一般公團の運轉資金というものをああいう形で出すということは、政府としては考えておらないのであります。
○三堀政府委員 油糧公團並びに食料品公團は、設立以來今日まで收支は十分に償つておるのでありまして、今後とも十分採算的には償つて行くと思つております。赤字を出すというようなことは全然予想しておりません。
○池田恒雄君 そうしますと、油糧公團というのは商賣をやるわけですね、ですから儲かるわけですね。これはやはり利息を拂うのですか、政府というか、出資者に対して。
○板野勝次君 ちよつとこれくらいにして、油糧公團のあれを聞いて頂きたいのですが……若し午後も委員会をやるならば休憩にして……
○池田恒雄君 そうすると油糧公團という奴は、一定の商賣をやつていながら、政府から借りた金には利息を拂わんでもいいと、つまり油糧公團というのは、一應独立採算というような建前に立つておるんでしよう、そうするとこの場合は十五億という金は、今まで一千万円であつたのが十五億と殖えて、今までの一千万円が下つ端の切捨ててもいいようなところにくつついておるんですから、大分大きな飛躍だと思うんですよ。
○深澤委員 これだけの額を動かすという場合におきましては、油糧公團の経理内容というものが明瞭にされる必要があります。この資料がいまだ提出されておらないのでありまして、それを十分われわれは檢討して、この問題を決定すべきであると考えるわけであります。
油糧公團が卸業務的なことまでやるとなれば、それももちろん解消するわけでありますが、油糧公團はその下に全國に縣支部という機能を持ちます。
そのりくつで行くなら油糧公團はどうしますか。油糧公團はみずから原料を扱い、搾油工場は全國に散在しておる。原料は皆油糧公團自身で送つておる。しかるにみその方だけは特別に指定業者をきめて、原料は指定業者のトンネルをくぐつて行かなければならない。そしてそのくぐり賃が一トン八百円となつておる。しかもこの原料たるや政府のものである。民間のものじやない油糧公團の門口を出るまでは政府のものである。
これは油糧公團に限つたことではないのですが、私はたびたび肥料の話を申し上げますが、莫大な輸入をいたしておりまして、貿易廳関係の支拂いが多い。しかも六十日の期間を置いて、何らの制限を受けず決済をしておる。でありますからどこかに私は欠陥があると思うのです。
○河野(謙)委員 まず油糧公團についてお尋ねしたいことは、現在貿易廳に幾ばくの借入金があるか、並びにその内容をごく大略伺いたいと思います。
○河野(謙)委員 最後にもう一言申し上げますが、もし油糧公團に今回の運轉資金を意味するものを資本金として十五億政府の資金を出すことが、もし承認されるならば、同様に肥料公團その他の公團においても、私は今回の油糧公團の増資の措置と同じ措置がとらるべきだと思うのでありまして、もし今回の措置が是認されるならば、今後各公團において同様な措置を講ぜられることを、政府に要望いたしまして、私の質問を終ります。
ことに最近、これは廣島縣の実例でありまするが、油糧公團の廃止を見越しまして、たとえば油糧公團の持つておるドラムカンのようなものを、公團の理事等が内部的な関係においてすでに拂下げを受けるように、いろいろ工作をしておるということが、かなり一般に知られておるのでありますが、たとい公團の者といえども、私はやはり公團の理事者が公團からそうしたものを、特別な関係において拂下げを受けるということは適切でないと思う
公團というのは、このうち船舶公團に対する出資金が五十三億九千七百万円、油糧公團に対しまして十五億円、食糧公團に対して五千万円ということになつております。船舶公團は從來復金から融資を受けておつたのでありますが、これがやめになります関係上、出資の形で行くわけであります。
それから出資及び投資金でございますが、これは復興金融金庫に対する出資が三百億円、それから公團でありますが、公團のうち船舶公團に対する出資が五十三億九千七百万円、油糧公團に対する出資が十五億円、食糧公團に対して五千万円この三つを合計いたしまして、ここにありまする六十九億四千七百万円という数字になるのであります。
食糧配給公團に、おきましては八万七千百十八名、食料品配給公團におきましては三千二百名、肥料配給公團は四千六百八十九名、飼料配給公團におきましては千六十五名、油糧公團におきましては五百九十七名、実員は多少違いますけれどもほとんど違いはございません。
○委員長(楠見義男君) 一つ私からお伺いしますが、この間食糧公團からいろいろ実情を聽取いたしましたが業務運営の上において非常に窮窟で、機動的な動きをやつて行く上において困難を感じておる点を二、三この委員会で開陳があつたのでありますが、その一つの問題は、これはひとり食糧公團に限らず、すべての公團に関連した問題ですが、予算制度になつておるために、而もその予算も、官廳予算と殆んど変つていないような予算制度
私が運輸省におりましたときにつくりました船舶公團ですが、それから一般の食糧公團、油糧公團、その他の公団は、もちろん公團でございまして、今回一般職になつた國家公務員であります。
しかし相談をしてみる所があるから、それでは相談してみようということで、油糧公團の西川英三氏に相談をいたしました。西川さんも、自分の手もとにそういう金があるわけでないが、油脂業界から出た代議士として、やはり大成を願つておつた。かつ私は西川氏と非常に昵懇にしておりましたので、せつかく君の頼みであるから、できれば何とかしてあげたいと思う。
四月上旬でありましたが、現在の油糧公團の副総裁をしております西川英三さんという方がございまして、その方から私の方へ連絡がございましたのですが、その連絡は、君の懇意にしておる飯村君が何かおもしろくない話を起しておる。それで一遍君から飯村君に注意をしてやつたらどうかということでございました。
土地改良事業費國庫補助に関する請願(委員長報告) 第一三二 周防灘沿岸干拓事業に関する請願(委員長報告) 第一三三 琴浦町仙随開拓事業費全額國庫負担等に関する請願(委員長報告) 第一三四 玉島溜川排水ポンプ施設に関する請願(委員長報告) 第一三五 倉敷耕地出張所管内排水工事費國庫補助に関する請願(委員長報告) 第一三六 平田井えん改修工事費國庫補助に関する請願(委員長報告) 第一三七 木ろうの油糧公團移管反対
介)(第一一五五号) 一一八 農産品の適性價格決定に関する請願(田 中稔男君紹介)(第一一五九号) 一一九 食糧増産及び供出の完遂方策に関する請 願(田中稔男君紹介)(第一一七二号) 一二〇 主食増産のため供出配給制度改善に関す る請願(成瀬喜五郎君紹介)(第一一七五 号) 一二一 生鮮食糧品統制合理化に関する請願(田 中稔男君紹介)(第一一九一号) 一二二 木蝋の油糧公團移管反対
○井上委員長 日程第一二二及び第一二三は木蝋の油糧公團移管反対に関する請願でありますので、これも採択するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
農業用水改良事業費國庫補助増 額の請願(森直次君外二名紹介)(第一六七七 号) 地主の生活権確保に関する請願(山崎岩男君外 一名紹介)(第一六七八号) 國有林拂下の請願(高倉定助君紹介)(第一六 七九号) 福井縣農業会の類燒に伴い農機具及び生産資材 等補給の請願(坪川信三君外三名紹介)(第一 六八七号) 山林事業費國庫補助増額の請願(井谷正吉君外 七名紹介)(第一六八九号) 木蝋を油糧公團
玉島町における農業水利改良事業費國庫補助増 額の請願(重井鹿治君紹介)(第八二六号) 福岡縣における農業土木事業費全額國庫補助に 関する請願(中島茂喜君紹介)(第八三五号) 農村工業助成に関する請願)(北二太君外一名 紹介)(第八三八号) 同(高橋英博君外二名紹介)(第八五〇号) 乳業経営助成並びに牛乳の公定價格改訂に関す る請願(北二郎君紹介)(第八五一号) 同月十四日 木蝋の油糧公團移管反対
(拍手) そもそも私どもは、一昨日、本院の農林委員会並びに衆参両院において議題となりましたる食料品公團法案、油糧公團法案、飼料公團法案並びに食糧公團法案等のいわゆる四公團法案は、國会法及び衆議院規則に背戻する違法なる審議手続をもととしておりますがゆえに、法案としては成立しない、無効のものであると断ずるのであります。
そういうふうな關係から、油糧公團が計畫されておることだと私ども思うのであります。なおこの點についてはひとつまた十分考えまして、何かほかにいい案があるか。あるいはまた公團でいく場合についても、それが非常な迷惑にならないようなやり方がもつとできないものかということを、水産關係の油脂の面からも研究していきたいと考えております。