1962-09-10 第41回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
ですから、今年はきっちり生産数量というものを把握して、それと外国輸入原料との調整をきっちりつけて、来年の二月ころになって余ったの何だのという問題で、またお互いに迷惑するということが発生いたしませんように、当初からまず全生産数量を消化して、その不足分を外国の糖密等の輸入に待つ、そのリンク制度という過去のとり来たった方策を百パーセントに織り込んでやるという措置をしていただきたいと思うんです。
ですから、今年はきっちり生産数量というものを把握して、それと外国輸入原料との調整をきっちりつけて、来年の二月ころになって余ったの何だのという問題で、またお互いに迷惑するということが発生いたしませんように、当初からまず全生産数量を消化して、その不足分を外国の糖密等の輸入に待つ、そのリンク制度という過去のとり来たった方策を百パーセントに織り込んでやるという措置をしていただきたいと思うんです。
それから食糧事務所の方に黄変米があるということを知つておつたかどうかという問題でありますが、これにつきましては、先ほども一言触れましたように、当時の国内産の原料いも、あるいはその他の糖密等を海外から買うにいたしましても、精密が非常に高かつたというつようなことで、アルコール会計としましては、できるだけ何か別に安い原料がないかということで、食管の方に雑穀か何か原料になるものがないかどうかというようなことを
なお、黒砂糖及び糖密等につきましては、その税率を現行のまますえ置くことといたしているのであります。 以上四法律案につきましては、その提出の理由と内容の概略と申し上げた次第でありますが、右に申し上げた措置によりまして、所得税において約千六億円、相続税において約十二億円の減收となります反面、砂糖に対する関税において約二十三億円、砂糖消費税において約四十八億円の増收が見込まれるのであります。