1962-02-27 第40回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第8号
それから台糖は、納税引当金が、三十五年は二億、三十六年が二億一千万、ここは引当金として相当見込んでおりますけれども、その、ほかは、明治製糖は、税金が三十五年は一億五千万、三十六年は一億四千万、この溶糖割当の数量を見ますとずいぶんふえているのですけれども、かえって税金は減っておる。
それから台糖は、納税引当金が、三十五年は二億、三十六年が二億一千万、ここは引当金として相当見込んでおりますけれども、その、ほかは、明治製糖は、税金が三十五年は一億五千万、三十六年は一億四千万、この溶糖割当の数量を見ますとずいぶんふえているのですけれども、かえって税金は減っておる。
しなければならない、転換を余儀なくされているものがあるのですから、これに対して政府は思い切ったところの施策をやって、そうして砂糖のごときを専売にするかどうかということは一つの問題があると思いますが、今のような、日清戦争で日本が台湾をとって、そうしてサトウキビがとれていたときと違って、すべて原糖を、大部分がキューバなり、台湾なり、その他から仰ぐという形だと、どうしても外貨割当の面において、あるいは原糖割当
以来、砂糖の割当は商社割当、実需割当、メーカー割当とあるようでございますが、その全般について一トンでも多くやりたいという考え方から、千葉の実情も調査し、現地にも行って工場の見学もいたしましたし、それからその中間において金融逼迫を来たした千葉精糖のために千葉銀行にも行きまして、審査部に会って話をするなど、この原糖割当というものを中心として、会社の経営全般にわたって私のできる範囲のことをしてやったつもりでございます
再製糖——ただいまお話に出ました精糖協会、当時は団体は三つでございましたが、大きな精糖工業会、それから小さいメーカーで日本精糖協会、それから黒い砂糖を作っております再製糖工業会、こういう三つの団体に、本来台湾糖割当のときにはその三つの団体へそれぞれ一定の、今ちょっと問題になりました割当基準というものがありまして、それに基いて外貨割当の申請をする資格が出るわけでございます。
それからもう一つ、この食糧庁の提示した昭和三十一年度の精糖工場別原糖割当実績表によりますと、四国精糖の場合は三十一年度の割当で二千二十六トン、その前年度に比較して四倍強になっておる。それから富国精糖の場合は二千四百八十七トンで、前年度に比較して五倍の割当をやっている。これについて食糧庁は両会社の右割当に伴う基準能力をどういうふうに見たのか。
とりあえず昭和二十六年から三十年までの五年間における食糧庁の原糖割当の配分状況、同時に国税庁関係のこれら精糖工業会所属の会社の以上申し上げました五カ年にさかのぼる消費税の納税状況、法人税等も含んでの資料を要求したい。それから通産省のこれら原糖輸入に関します外貨関係の資料を要求いたします。
砂糖の問題はあとで大蔵大臣からお聞きしますが、硫安の問題も通産大臣からお聞きしたいと思っておりますが、問題は外貨割当の操作、原糖割当のからくりというようなところに非常に問題点がありますので、このこまかいデータはあとで農林委員会なり分科会でまた御質問したいと思いますが、私たちがいろいろなことを審議する場合においても、問題は、生産のコストの数字等をつかまえようとした場合においても、お役所の方で持っておる
砂糖関税の引き上げというものが、関税収入中の半ばを占めるというような、非常に高率のものであって、それにはいろいろの理由があるであろうけれども、問題は、外国との貿易の場合において、こういう高率な関税があるという例にあげられたのでは不利じゃないか、そういうならば、価格差益金の方から吸い上げるのが妥当じゃないかというふうに指摘されておるのでありますが、御承知のように、砂糖の問題は、外貨割当の操作並びに原糖割当
してもらいたいのですが、それとともに河野農相は、第一次鳩山内閣の成立した際に、精糖業者の不当な暴利を押えるために、砂糖の専売をも辞せないというような、非常な意気込みを示して国民からかっさいを拍したのですが、この砂糖の差益金を取り上げる程度に譲歩してくるまでには、いろいろな心境の変化もあったと思うのですが、いずれにしても国民は一年に百万トンからの砂糖の消費をしておるのでありまして、この外貨の割当は原糖割当
外貨割当が窮屈だというような口実でもって、日本の消費大衆に非常に迷惑をかけ、しかも外貨割当のからくり、原糖割当のからくり、開発銀行からの融資のからくり、国民にわからないごまかしをしてぼろいもうけをさせ、名古屋精糖その他の業者がやり、輸出業者がやり、その間におかしなものが介在して不明朗な砂糖行政がやられていた。
たとえば二十八年度の原糖割当量をずつと推算してみると、結局あるものはその生産設備の八三%くらい稼働できるようなたくさんの割当をもらつておる。それは名古屋精糖である。その他のものは三八%、四〇%というようなことで、あるものはたいへんたくさんの割当をもらい、しからざるものは大体において四〇%とか四五%とかいうことに、期せずして数字が並んでおる。
○春日委員 私が聞きたいことは、繊維税のそれにも走り、造船疑獄のそれにもあり、原糖割当のそれにもあり、いろいろと政府が業者の暗躍に影響力を受けて来た過去の実績については、今ここではつまびらかにいたそうとは思いませんが、法案審議の資料といたしまして、遊興飲食税が一たびはあなたの党の党議で決定して、新聞発表にまで行つていた。
それから二は、これらの輸入の割当を受けたところの製糖会社の名前、それからその会社の二十七年度並びに二十八年度において受けた原糖割当のそれぞれの総量、それから次は製糖会社の二十七年度並びに二十八年度における収支決算書、大体その会社の収支の状況がよくわかる決算書、並びに二十七年度、二十八年度において粗糖の輸入に要したる輸入関税の総金額並びに砂糖消費税によるところの税収入の総金額、それから次は、現在の砂糖
国鉄会館、交通公社をめぐる国鉄疑獄、黄変米の払下げ、原糖割当をめぐる農林疑獄、さらに保全疑獄、やみ金融疑獄等、腐臭ますます発展し、遂に造船大疑獄に至つて、吉田内閣はここに収賄汚職による疑獄の摩天楼を築き上げるに至つたのである。(拍手)この疑獄の摩天楼は政道の光をさえぎつて国民の心を暗くしたが、同時にこの疑獄の摩天楼は政界の中天にそびえて、今や国民のだれ一人としてこれを憤激せぬ者はないのである。