1983-10-11 第100回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
それから三ページの国内糖価の推移でございますが、特に左の卸売価格の推移をごらんいただきたいと思いますが、昨年は、ただいま申し上げましたような国際糖価の低迷に加え、特例法の廃止後のいわば競争激化によりまして国内糖価の水準が大変落ち込んでまいったわけでございますが、最近では、国際糖価の回復ないし各メーカーの糖価維持の努力もございまして、九月はキロ当たり二百十円という水準まで回復いたしております。
それから三ページの国内糖価の推移でございますが、特に左の卸売価格の推移をごらんいただきたいと思いますが、昨年は、ただいま申し上げましたような国際糖価の低迷に加え、特例法の廃止後のいわば競争激化によりまして国内糖価の水準が大変落ち込んでまいったわけでございますが、最近では、国際糖価の回復ないし各メーカーの糖価維持の努力もございまして、九月はキロ当たり二百十円という水準まで回復いたしております。
これらの価格の維持をいたしますには、どうしてもある程度の糖価維持をいたしておくことが農村経済を維持する上において必要と私は考えます。今御指摘のように、わずかばかりの薬にするようなものの値段を云々というようなことを考えてやっておるのではございません。
○周東国務大臣 その点は、ただいま私が申し上げたように、百二十五で糖価維持をしない。それが計算された時期は、ロンドンの相場は三・四五セント、それが基準になっておるのです。御承知でしょうけれども、今キューバの建値、ロンドンの建値というものは三セントですから、あくまでも三・四五セントのものを基準として百二十五で糖価維持することはおかしいと思う。
ですから、一万六千ドンの配分というのは、こっちからこまごまとこうしたらいいというようなことは別にわれわれとしては言いたくないですが、ただ、常識的に考えられることは、芝浦の場合には標準糖価維持の最低限の原料を確保さしておいて、その上数量を供給してやれば、結局常識的に考えればコストがだんだん下る方向へいくんじゃないかということを私は質問しておるのです。
それから次の第六番目に書きました「原糖輸入の方針及び精製糖工場対策」でございますが、先ほどテンサイ糖振興措置と、糖価の安定という所でかなりこの内容と同じことを御説明申し上げましたが、そういった糖価維持の観点からの問題と、ほかにここで問題にいたしておりますのは、先ほどの長期目標で申し上げたように、私どもの腹づもりが具体化して参りますと、現在百万ないし百十五万トンの輸入糖を処理するための施設が現にあるわけでありまして
ところが、それは過去のことであって、二十九年以降は新設、増設を認めておりますから、それをもとにして現在の精製糖業界は一つのレジームができているわけです、それをもとにしまして現在はむしろ糖価維持あるいは自分の操業の採算ベースの数量をきめていくわけでございます。