2005-05-10 第162回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
特に上流部門、それから中流、下流、精製設備等も入りますが、こういったところに対する投資が不足しているんじゃないか。これも非常に私は鋭い指摘だと思っています。 この石油、確かに石油依存度は全体としては減らしてきています。
特に上流部門、それから中流、下流、精製設備等も入りますが、こういったところに対する投資が不足しているんじゃないか。これも非常に私は鋭い指摘だと思っています。 この石油、確かに石油依存度は全体としては減らしてきています。
伝えられるところによりますと、イラクによる焦土作戦で、クウエートの油井の約百八十本が炎上し、精製設備等関連施設の破壊も確実視され、世界の原油埋蔵量の一割弱を占めるクウエートの原油・製品生産能力はかなりのダメージを受けているようであります。
それから、たびたび私はここで質問するわけでありますけれども、精製設備等を一生懸命になってふやしていくよりも、やはり一番大事なのは、あの石油ショックのときに非常に苦しんだ、そして骨身にこたえて、消費を節約していこう、これで通産省も一生懸命になってやってきていますよ。私もここで質問しました。そういうことが近ごろはなおざりになっておるのじゃなかろうか。
それはそれとしてよくわかりますが、毎年数百億の設備投資というものを、こんなに入れてきているのですが、この設備資金等について、国はどの程度のめんどうを見てこられたのか、これはあげて自己資本なのか、あるいは市中銀行の借り入れに依存をしているのか、あるいは国としても、こういう石油精製設備等に対して、財政資金等を、やはり今日まで相当入れてきたが、今後も相当これは入れていくのだ、協力していくのだ、こういう考え
それに見合うところの港湾改築をやらなければならぬ、港湾改築と一緒に、石炭ならストック場が要るし、タンカーで入ってきたものは、大きなタンカーが来ますから、陸上の肝油設備、精製設備等いろいろの付属した投資が必要になることは当然であります。そういうものをあわせて考えてみますると、日本の新しいエネルギー事情というものは、非常に複雑な、わが国民に対する負担をもたらしてくる、こういうふうに思います。