1962-09-14 第41回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
二十六日噴火は一応終息しましたが、地震の群発は依然続きましたので、学童に対する身体的、精神的悪影響を考慮して、八月三十一日、災害対策本部は、学童を中心とする老人、母子の集団疎開を決定し、九月一日、自衛艦及び護衛艦五隻によって、千葉県館山市を中心とした富津、勝山、保田、竹岡等にある都、区立の養護施設及び臨海学園等に疎開希望者千七百三十二人がそれぞれ分散疎開いたしたのであります。
二十六日噴火は一応終息しましたが、地震の群発は依然続きましたので、学童に対する身体的、精神的悪影響を考慮して、八月三十一日、災害対策本部は、学童を中心とする老人、母子の集団疎開を決定し、九月一日、自衛艦及び護衛艦五隻によって、千葉県館山市を中心とした富津、勝山、保田、竹岡等にある都、区立の養護施設及び臨海学園等に疎開希望者千七百三十二人がそれぞれ分散疎開いたしたのであります。
まず第一に、わが国養蚕農家、織物業者、これの加工業者、輸出商社、これらに従事する多数の農民、勤労者のこうむる被害は、経済的にはもちろん、精神的悪影響は看過することのでき得ない重大なる問題であると私どもは信ずるのでございます。