1984-07-03 第101回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
例えば日本の教育の中で、科学技術の分野においては国際的にも非常に高く評価されておるが、あるいはまた物質文明としてのすばらしい発展はあるけれども、その反面、精神的分野において一つの変調を来すなり、あるいは社会環境の教育環境に対する悪い影響等が出てきておる、そういうふうに教育というものの側面を明らかにしながら現状を分析していかないと、全部教育という言葉でくくってしまうと非常にわかりにくくなるということを
例えば日本の教育の中で、科学技術の分野においては国際的にも非常に高く評価されておるが、あるいはまた物質文明としてのすばらしい発展はあるけれども、その反面、精神的分野において一つの変調を来すなり、あるいは社会環境の教育環境に対する悪い影響等が出てきておる、そういうふうに教育というものの側面を明らかにしながら現状を分析していかないと、全部教育という言葉でくくってしまうと非常にわかりにくくなるということを
その共同の世襲財産の中に、精神的分野とともに、あわせて自然の問題、いまわれわれが討論している環境の問題が深く根ざしていると私は考えます。引き続いて「自然や物質的要因の上に人の心によってつくられた精神的文化財である。その価値は国民の努力によって積み上げられた成果であり、また将来もこの努力は続けられるであろう。」云々と指摘しているわけです。
再びこの総長の口から、学問の自由というものが、暴力と不法侵入とをもつて蹂躙されたものと認ざるを得ないというような、一番国民の精神的分野をあずかつておられますのが文部大臣だと思いますが、その文部大臣の、またその一つ上に立つておられる総長からこういう悲痛な叫び声を再び聞くまい、聞かないためには、どういうような万全の策を講じたらいいかということのために、今日御高見を伺うわけでありますが、学生に対してお述べになつた