2021-05-27 第204回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
そのため、南極における活動期間の短縮や観測隊の規模縮小となりましたが、必要な観測や研究を着実に実施し、例えば、国際共同による大気精密観測を主導するとともに、過去五年間で最大級のオゾンホールを観測し、また、極限状況でも短期間で設営可能な居住ユニットの実証研究といった研究などを行うなど、一定の成果を上げることができたところでございます。
そのため、南極における活動期間の短縮や観測隊の規模縮小となりましたが、必要な観測や研究を着実に実施し、例えば、国際共同による大気精密観測を主導するとともに、過去五年間で最大級のオゾンホールを観測し、また、極限状況でも短期間で設営可能な居住ユニットの実証研究といった研究などを行うなど、一定の成果を上げることができたところでございます。
我が国が他国に比べて特に優れている点といたしましては、南極の中でも、先ほど申し上げたように、観測基地が少なく広大な空白域が広がる東南極において二酸化炭素などの温室効果気体の長期連続観測を行っているということ、また南極唯一の大型大気レーダーPANSY、壮行会でもちょっと紹介をさせていただきましたが、こうしたレーダーを使用した大気の精密観測、通常の観測船では到達できない海水域における「しらせ」を使用した
そのほか、先ほど来お話がございます人工衛星、GPSによる精密観測地点十二カ所、こういう施設を整備をいたしまして、従来より広域かつ深部にわたる微小地震の前兆現象をきちんとつかまえたいということで整備をさせていただいております。 この計画は平成八年度で完成の予定でございまして、全体百五十億ということで、公共投資重点枠等もいただきまして、順調に今整備させていただいておるところでございます。
また当面、精密観測火山とする計画はございませんけれども、必要に応じまして、他機関の協力も得て、観測強化をしてまいりたいと存じております。
そのほか定期火山情報は今までどおりでございまして、変化の有無にかかわらず常時観測している火山につきまして、精密観測火山にっきましては毎月一回、その他の常時観測火山につきましては年三回発表することとしております。 以上でございます。
そのうち四火山につきましては、精密観測火山ということで地震計五点以上、それから傾斜計一点を常時運営してございます。その他の残りの十五火山につきましては、地震計一点で対処してございます。
こうしたことからもう本格的な監視・観測体制を整備すべきであり、雲仙岳を阿蘇や桜島と同様に精密観測火山に指定すべきではないかと、こう考えておりますが、いかがでございますか。
こういうことを考えますと、例えば活火山、精密観測火山あるいは常時観測火山によって被害が及ぶかもしれない地域の住民に対して一種の強制保険制度のようなものを考えることはできないかどうか。 今おっしゃいました保険の中には、損害保険会社の場合には、地震、津波等の場合にあえて出す火災保険、それから、そうじゃなくて普通の火災保険で五%の見舞い金を出すという地震特約保険がある。
八十三の活火山のうち、気象庁が地震計での常時観測をしているのは十九火山、精密観測の体制はそのうち四火山だけ、それ以外の火山は地震計も置かず、十年に一度の巡回検診に頼るという貧弱な体制です。 この状況なのに、気象庁の火山対策の新規施設整備費は、八〇年代の初めにはそれでも年間一億数千万円あったものが、現在の二千万円台にまで大幅に削られてきました。
同時に、精密観測体制、これをとってもらいたいということです。それから、マスコミのカメラ情報をもとに火山情報を出すというような、そういう実態をぜひ改めなければいけない、情けないなと思いました。だから私は、気象庁が独自でヘリコプターを持つこと。また、テレビカメラの監視というのも、静止画像というので、今ごろそんなものがあるのかと思いますが、とにかくテレビに映ってくるのは静止しているわけです。
気象庁、ここは普通の観測火山のようでありますが、阿蘇山あるいは桜島と同じ精密観測火山に指定すべきじゃないでしょうか。指定されたってわずか十一名です。六名に五名ふやすという本当にささやかな要求ですね。これはぜひやってほしい。
このため気象庁は、桜島を特に精密観測火山として火山性振動観測装置五式、地殻変動観測装置一式を重点的に設置し、これらの観測機器による観測データはすべて鹿児島地方気象台に常時伝送され、二十四時間監視が行われております。一方、鹿児島地方気象台からは、目視及び監視用テレビによる遠望観測を行うほか、定期的に現地調査を行って、その結果を適時火山情報として発表しております。
柿岡の地磁気観測所では、地磁気を長期にわたり連続的に精密観測するとともに、その観測地を基準地として国内及び国外の利用に供しております。
私どもは四つの精密観測火山というものを規定しておりまして、その筆頭が桜島火山でございます。そういうことで、震動観測点の五点、それから傾斜計を一点、そのほかに震動計数装置というようなものあるいは赤外放射温度計等を設置いたしまして、しかも人的にも六人というすべての火山担当官署の中では一番多くの人員を配して監視を行っているところでございます。
特に、七十七個の火山を持つ日本の中でも四つの精密観測をやる、桜島と並びそういう精密観測をやる地域でありながら、またしても事前に観測と予知とを結びつけることができなかった。こういうことを思いますにつけて、まず、地震の観測と予知についてどうして前回の教訓を生かせずこういう唐突な大噴火になったのか、そういうことについてひとつお伺いしたいと思います。
まず観測体制でございますが、気象庁は四つの精密観測火山の一つとして伊豆大島三原山に震動観測装置五点を設置いたしまして火山活動の監視を行っております。また、定期的に現地観測及び遠望観測、これは噴煙等の観測でございますが、そういった観測を実施いたしまして火山活動の常時観測を行ってまいりました。
そのうちの四つが先ほどから申し上げております、我々が精密観測火山と称している地震計を五台展開している火山ということでございます。地震計及び傾斜計でございます。他の火山は地震計を一台展開しております。その他の火山につきましては機動観測、私ども機動観測班というのを持っておりますので、定期的にそれらが巡回いたしまして状況を監視しております。
気象庁では、現在、伊豆大島に関しましては、桜島、阿蘇山、浅間山と並ぶ四つの火山、これは精密観測火山と我々は類別しておりますが、十七ある常時監視火山の中で最も力を入れて監視をしている火山の一つでございます。 その内容を申し上げますと、御存じのように、地震の観測でございます震動観測、これを五台の地震計、要するに五点に配置いたしまして地震の観測をしております。
しかし、火山活動の監視、噴火予知のための精密観測が致命的に害されるとして、学界を先頭に国内世論が沸騰いたしまして、ついに断念したという、いわばその事件のまっただ中のことでありましたが、その六月八日の新聞によりますと、「子らを守る血の叫び 米演習地反対県民大会」、そういうことが書いてあります。 決議案文を見ますと、「これらを演習地とすることは如何なる説明、説得を以つてしても了承出来ない。」
○説明員(河村あたる君) 桜島ほか四火山について精密観測を実施いたしております理由は、非常に活動の頻度が高いということが一つございます。それから、いざ被害が起こりますと社会的な影響が非常に大きい火山であるということで、精密観測対象火山として四火山を挙げてございます。
それから、いわゆる精密観測で四カ所ということと、今回の三宅島のような普通観測が十三カ所と、こういうことでありますけれども、この精密観測の場合は、常時人を置いて、常にいろいろなそういう噴火予知機器、そういうものでいろいろやっている、このように思いますけれども、今回このように三宅島が噴火をして、こんな大きな災害になったわけですけれども、この三宅島を、精密観測というんですか、常時観測をするというものに、今回
○説明員(河村あたる君) まず、精密観測の定義がもう少しはっきりしないということでございました。精密観測は、先ほども申し上げましたように、活動頻度が特に高く、噴火時においては非常に社会的影響の甚大なそういう火山で常時観測を行うものでございまして、観測の種類も震動観測、傾斜観測、遠望観測、それから現地に実際に出ていってまいりまして観測をする現地観測、そういうものから成り立っております。
伊豆諸島では大島が精密観測、これは専任者が二人、三宅島が普通観測、専任者一人いるわけですが、普通観測を行っているだけで、東京都防災会議が本年六月行った報告書で精密な火山観測網の充実が必要というふうに言っております八丈島に至っては、常時観測の対象とさえされていないわけであります。
まず最初に、先生御指摘のございました八月、九月の気象庁の精密観測でございますけれども、一応この精密観測を計画しましたきっかけは、昨年十二月の末でございますけれども、それから一月にかけまして、三宅島の二、三十キロメートル南の方で群発地震活動がございました。
浅間山、伊豆大島、阿蘇山、桜島、この四カ所は精密観測、こういう実態であるわけですね。 この際私は、これは長官に御要望したいわけでありますが、先ほど、こういった全国的な活火山の一斉点検ということもされるというようなことをお話ししましたね、結構なことだと思います。同時に、こういった観測というのは非常にむずかしい。いま気象庁の方で御答弁がありましたように、噴火の予知というのはむずかしい。
ですから、こういうところに精密観測器というものを入れてやったらどうか。いまこれがあるのは、阿蘇山と浅間山と伊豆の大島と桜島の四カ所だけでしょう。予算がないのなら要求しなさいよ。こういう必要なものは国が認めるはずだ、国会も認めてあげますよ。そして、三宅島は常時監視の体制下になっているけれども、観測点は一カ所。