1979-03-02 第87回国会 衆議院 文教委員会 第4号
そのことで確認の会合が持たれて、いわば、これまで分担教官と精医連との間でいろいろと議論が行われてきた状況というものを新たに選任された教授、助教授との間で彼らが再び話し合いをするということ、言いかえれば教授、助教授の任用というものを彼らが認めるという形に事実上なったということが、むしろこの確認書の持つ非常に大きな意味であろうというふうに理解をしております。
そのことで確認の会合が持たれて、いわば、これまで分担教官と精医連との間でいろいろと議論が行われてきた状況というものを新たに選任された教授、助教授との間で彼らが再び話し合いをするということ、言いかえれば教授、助教授の任用というものを彼らが認めるという形に事実上なったということが、むしろこの確認書の持つ非常に大きな意味であろうというふうに理解をしております。
ちょっと私はコピーしてくればよかったのですが、院長織田さんと向こうの何というのですか、精医連の連中ですが、その確認書というのがあるのです。これです。これを見てまたびっくりしたのですが、いろいろ勝手なことを書いてありますが、この中の三番目のところに「東大精医連、精神科病棟看護室、精神科担当作業療法士の自主的諸活動に一切干渉しない。」と、こういうことを約束されているのですね。
○中野(寛)委員 精医連の委員長、こう言えば大変聞こえはいいわけでありますが、それはすなわち、まさに、大臣が以前におっしゃいました、不当なあるいは不法な状態をつくった、その最高責任者ではないでしょうか。過激な状態のもとに現在の、東大精神神経科病棟を占拠し、そして国民の財産を本来の目的でない状態に破壊してしまった責任者ではないのでしょうか。先般文学部で火事が起こりました。
これはいわゆる精医連の責任者として活躍をしていた人物でございます。もちろん、助手として採用したわけでございますから、分担教官が森山助手について通常の診療科等におけると同じような指導は行っているわけでございますし、先ほど申しましたように、入退院患者についてのカルテによる症例のチェックというようなことも進められるようになっているわけでございます。
もう一つ言いますと、この前の四月十一日の佐野大学局長の答弁で、東大精医連という団体、これは「いわゆる過激派と言われておりますセクトに属していた人々がいるということも承知をしております。また、全体として過激派集団にきわめて近い思想の持ち主が多いということも承知しております。」いいですか。いまいろいろ話し合い話し合いと言っておられるけれども、そういう人たちなんですよ。
これを排除するという方向で考えておられないので、いま診療行為に当たっている精医連の人たち、じゃその人たちを病院の正式の職員として迎え入れる、あるいは採用する、雇用する、そういうようなこともいま考えておられるんですか。
——私は、精医連かきわめて過激派というふうには、いまお話がありましたけれども、そうは考えておりません。話せばわかる人たちであると考えております。
東京大学の精神神経科病棟におきましては、すでに八年以上の長きにわたっていわゆる精医連に属するグループによる不当な占拠状態が続き、最近においても施設物品の管理状況について、調査のため臨場した会計検査院の係官の立ち入りも拒否されるという状況が見られます。
○佐野政府委員 分担教官、主として診療科長事務取扱である佐藤助教授が病院側としては中心になり、相手方は現に病棟を占拠しております精医連の代表である森山公夫を代表として話し合いが行われておると理解しております。
○安藤委員 残念ながらこの東大精神科医師連合、いわゆる精医連の方はまだ自主管理貫徹ということを叫んでいるのを御存じないでしょうか。いま私がここに持っておりますのは、もちろん三月二十日以降、三月二十七日付の「公選人事実現——「教室会議」解体を全学の闘う力でかちとろう!」
ところで、精医連の代表の森山という人といろいろやっておられるようですが、三月二十日以降に精医連の方でこの確認なるものについてどういう態度をとっておるかということは御存じなんでしょうか。
問題は、学生でありませんで、学生OBの行動でございますが、お話の人数その他正確なところは私たちも責任を持って申し上げられませんけれども、東大の職員は医者の中では一人であって、あとは東大の籍のない、東大のOBではありますけれども、民間の病院等に勤めておる者がここへ来て診療に当たっておる、看護婦その他は東大の職員を提供しておるというようないわば不正常な状態が長年にわたって続いておる、これの組織的な中心は精医連
精医連が結成をされてそれが中心になっているわけでありますが、こうした問題はやはり一つ一つ根源を断ち切るという意味においては万全な処置をしていかなければならないのではないかと私は思うわけでありますが、これはもう私は資料を提出していただいておりますけれども、その実態を含めて大臣はどのような見解を持っていられるのか、お伺いをしたいと思います。
○砂田国務大臣 現在、病棟占拠をいたしております集団は、精医連と称しております講師一人のほかは、医学部の常勤の医師は参加しておりません。
しかし、医学部当局、病院当局は、そういった形ではあっても、実際に病棟を占拠している精医連の代表者と話し合いをし、それを説得するということを通じて事態の解決を図っていくことがやはり一番の上策であるという判断をしているわけでございます。
病棟側はいわゆる精医連の代表である森山公夫という医師のほか約五十名の者が加わっております。大学側、病院側はもちろんこの五十名を相手にして団体交渉をするというつもりで臨んでいるわけではございません。精医連の代表者に対して説得をし、そして事態の解決を図ろうということで臨んでいるわけでございます。
東京大学医学部精神科病棟は、昭和四十四年の九月以降、医局講座制解体等を主張いたします東大精神科医師連合——精医連と呼ばれておりますが、これに占拠をされて今日に至っております。現在も病棟を占拠いたしております集団は精医連と称しておりまして、講師一名のほかは医学部の常勤医師が参加をしておりません。
これは本年の一月三十一日付の、彼らが精医連と称しております精神科医師連合のビラを見ても、学内の闘う拠点としてこれを自認しておるという状態でございますから、これは大変な事態で、しかもこれはいつまでたっても解決しない、こういうことですが、私は、こういう事態をどう解決していくかという問題をお互いに論議しなければならぬところだと思います。