1949-11-12 第6回国会 衆議院 通商産業委員会 第6号
ということは、日本内地の鉄鉱石というものは、品位の点におきしましても、また含有しているところの他のもの—大冶の鉱石にはチタンを含んでいる、あるいはその他の粗雑物を含んでいる。かりに同じ五〇%の品位の鉄鉱石を持つて来ると、輸入した方が採算が合う。私は今採算の見地から申し上げるのですが、こういう問題もあると思うのであります。
ということは、日本内地の鉄鉱石というものは、品位の点におきしましても、また含有しているところの他のもの—大冶の鉱石にはチタンを含んでいる、あるいはその他の粗雑物を含んでいる。かりに同じ五〇%の品位の鉄鉱石を持つて来ると、輸入した方が採算が合う。私は今採算の見地から申し上げるのですが、こういう問題もあると思うのであります。
われわれは富鉱と言われるところの鉄鉱石、しかも粗雑物のない鉄鉱石を近くに持つておる。開平炭を近くに持つておる。距離の上からいつても、日本の船を使う場合においては、大した問題はないのであります。その点において競争ができないということを考えること自体、私には合点が行かないのであります。