1963-01-28 第43回国会 参議院 予算委員会 第2号
原子燃料公社においては、引き続き、探鉱、採鉱等に関する研究を実施しますほか、新たに人形峠鉱山に粗製練設備を建設して、工業化試験を実施することとしております。 また、原子力第一船を試作建造する目的で、日本原子力船開発協会を設立することにいたしております。
原子燃料公社においては、引き続き、探鉱、採鉱等に関する研究を実施しますほか、新たに人形峠鉱山に粗製練設備を建設して、工業化試験を実施することとしております。 また、原子力第一船を試作建造する目的で、日本原子力船開発協会を設立することにいたしております。
原子燃料公社につきましては、引き続き探鉱、採鉱等に関する研究を実施いたしますほか、新たに人形峠鉱山に粗製練設備を建設して、工業化試験を実施することとしております。 また原子力第一船を試作建造する目的で特殊法人日本原子力船開発協会を設立することといたしまして、設立に要する経費と設計に要する経費を計上しております。
————————————— 八月十八日 鳥取県中部地区にウラン鉱粗製練所設置に関す る請願(足鹿覺君紹介)(第一八三号) は本委員会に付託された。 ————————————— 本日の会議に付した案件 理事の辞任及び補欠選任 小委員会設置並びに小委員及び小委員長選任の 件 科学技術振興対策に関する件 ————◇—————
一体公社がこちらの方へ作るというのは粗製練所なのか、精製錬所なのか、どうなのかということを聞きますから、その話の間においてこの問題も出た次第であります。続いて、それじゃ場所はどこかというような話も出ました。
現在までのところ、つかまえておりますと申しましょうか、まだこれからもいろいろ発見するわけでございますが、現在までに確定しているところの鉱量というものは、大約二百万トン近くあるんじゃなかろうかということでございますが、その中に今度それを粗製練して、物になるというふうなものになりますと、ずっと少なくなりまして、三十万トンぐらいのものではなかろうかということになっておりまして、それはどういうことかと申しますと
○赤澤委員 貧鉱処理については、もちろん公社でも処理について――精練段階ではやっておるわけですし、粗製練でもそれぞれ研究しておられますが、民間でも並行してやっておるわけですよ。だから、あるいは民間開発の方がコストの上では安く上がるということも、考えられぬこともないわけですね。
しかし、今の段階からもうパイロット・プラントの計画くらいを持って、小規模ながらそういう粗製練の段階に手をつけるということは、私は技術開発の上にも必要だと思うのですが、これについてはどうですか。
○三木国務大臣 まあ、一つの粗製練をやるについても、一定のウランの鉱石は必要でしょうから、そういうことで探鉱を続けておるわけでありますが、しかし、粗製練までは現地でやったらいいという私は意見なんです。時期については、そういう天然ウラン等の開発の状態ともにらみ合わせて、時期には多少の弾力性を持たなければならないが、粗製練は山元でやったらいいという私は意見でございます。
採鉱の準備計画の一つとして、それに伴う粗製練の計画を三十七年度予算に計上しております。それによると一ぺんに大きなものはできませんから、現実として、一日百トンの処理能力のある工場を作る。従って、それに伴う採鉱を始める。これは大して大きなものではありませんけれども、しかし、段階としてそういうステップを踏むのもやむを得ないだろうと思って、その案を今度の国会に御審議してもらうようにしているようなわけです。
しかし、これは条件がございまして、鉱石からイエロー・ケーキまでを作る場合に、採鉱費、それの輸送費、粗製練費、この三つが大きなファクターでございます。
まあウランの開発をやられる、それの粗製練をやられる、精製練をやられる、将来は再処理までもやろうというような意気込みのことを高橋参考人が先ほど述べられたが、これについては、原子力局においても、つまり科学技術庁においても、その通りやっていく方針が定まっているのか、あるいは民間にもそういうことを並行的に許しているのか、あるいは将来は日本で開発するよりは、濃縮ウランでもできたやつを買った方がいいというふうに
○杠説明員 ただいまの委員長の御質問でございますが、燃料公社法によりますと、公社は探鉱、採鉱並びにその粗製練、精練及び核燃料物質の再処理等をもっぱら行なう、すなわち他には一切やらせなくて、いわゆる公社の専業であるというふうには規定されておらないとわれわれは解釈しております。
まず、原子燃料公社東海製錬所について申し上げますと、御承知の通り、ここはウラン鉱石から原子燃料の素材としての金属ウランを製錬するところでありますが、現在は原子燃料に関する各種の試験研究のほか、主として人形峠産ウラン鉱石からウラン精鉱、すなわちイエローケーキを作る粗製練と、海外から輸入したイエローケーキを精製、還元して金属ウランを作る精製練とをそれぞれ中間試験的規模で行なっておるのでございます。
製練と申しますのは、山元で鉱石を掘り出しまして、そうしてそれを大体原則的には山元である程度製練をしまして粗製練といいまして、ウランの-分量の相当多いものを作りまして、それを東海村に運びましてその粗製練したものから金属ウランを作るのをやるわけでございます。それを今の計画では、一日に三十キログラムぐらいの金属ウランを作る中間、工場を至急作るということを具体的に考えているわけでございます。
○佐々木政府委員 濃縮のウランの問題を第二段にお答えいたしたいと思いますが、抽出から粗製練、製練、あるいは最後の金属に還元するこの段階は、大体今までの実験の成果からいたしまして、大丈夫やっていけると思います。
という意味は、核燃料物質は郷承知のように天然ウラン等でございまして、核原料物質と申しますのは天然ウラン等のもとになります粗製練等の段階を経たもの、あるいは鉱石等を意味するのでございまするが、ここではむしろ核原料物質の方に重点がありまして、イエロー・ケーキを手に入れたいというので、ただいま交渉に入ろうとしておるわけでございます。
先ほど高橋理事長からお話のございましたように、粗製練から粗紙までの一貫製錬工場敷地としての適地が、資格あるだけの広さの土地に求めにくいかもしれない。
一日も早く人形他の鉱業権を確定して、原子燃料公社一思い切ってあそこに開発のメスを入れて、国産ウラン鉱のためにどんどん屑鉱石を採掘して、それを粗製練に持っていき、精練に待っていくということがわれわれの望んでおるところであります。これを一鉱山局長が経済的価値が判定できるとかできないとかといって、まごまごしているということは、国家のウラン開発の現状から見てじゃまですよ。のいてもらわなければならぬ。
イエロー・ケーキは直ちに精製工程にかけますが、普通の鉱石は、粗製練のクラッシングから抽出の材料になるわけであります。その二種類であります。
海外の鉱石と申しましても山から掘り出した鉱石でなしに、つまり一応抽出工程を経た、いわゆる粗製練とわれわれがよく呼んでいますが、それによってできた中間品を海外から輸入して、そしてそれを基礎にした精練方法、つまり精製、還元、溶解工程を中間から始めていっても最後の金属ウランができるのでございます。
ですから、国のそういう方針に即応して熱心に採掘し、あるいは粗製練するような人に鉱業権が認可されるということが一番望ましいことだが、これは私たちの政治的な観点から言うことであって鉱山局としては、そうでなくて、技術的な面から考えていく良心的な形があるはずでございますが、人形峠の鉱業権の許可の問題は、聞くところによると、だいぶ混雑いたしまして、決定に悩んでおられるということを聞いておるのですが、その間の事情
○高橋参考人 その点につきましては、前に御説明申し上げましたように、精製環元、その後の工程は東海村に持ってきてやる、その設備をするのだ、こう申し上げたので、こういうことは、その前の工程、つまり選鉱なり抽出なりいわゆる粗製練ということは、これは現地でやり得る性質のものであります。
○赤澤委員 民間でも探鉱をいたしまして、また鉱業権の出願をして、そうして、できれば自分たちの手で粗製練の過程まではやりたいという熱意を、それぞれ事業家は持っておるようでございます。
しかも、うわさに聞くところによると、製練所のこういう金額を出すについても、大蔵省の鼻息をだいぶうかがったらしいのですけれども、この中には、国内産の鉱物の選鉱だとか粗製練に必要な、大した金額ではないのですが、そういう設備の費用なんか全然含まれていないんだという要求の仕方になっておるようです。私は、こういうことでは、幾ら声を大にして原子力の利用と言ってみましたところで、らちがあかないと思うのです。