1969-07-03 第61回国会 参議院 内閣委員会 第26号
それからまた、従来のような北総のいわゆる落花生、サトイモ、スイカというふうな粗筆な農業から近代的な高級蔬菜農業に転換しようというふうな考えを持っておられる方々もあるし、また県も実際にそういうふうに指導しておられるわけです。ですから、そういうふうな観点からすれば、七反歩持てばかなりの収益は上げ得るというふうな点もあったのではないか。
それからまた、従来のような北総のいわゆる落花生、サトイモ、スイカというふうな粗筆な農業から近代的な高級蔬菜農業に転換しようというふうな考えを持っておられる方々もあるし、また県も実際にそういうふうに指導しておられるわけです。ですから、そういうふうな観点からすれば、七反歩持てばかなりの収益は上げ得るというふうな点もあったのではないか。
元来綿紡というものは、労働集約産業の性格が非常に強いものでございますので、労働条件がわが国に比べまして比較的に低い後進産業国、すなわち香港であるとか台湾であるとか、あるいは近くの韓国など、労働条件の低い国に対しましては、ある品種、たとえば綿糸であるとか、あるいは生地綿布であるとかいうような、こういう粗筆的な製品につきましては、漸次競争力が困難になりつつあるというのが実情でございます。
又政府の示す医師と薬局との距離一キロ案によつて実施するといたしますならば、実施地域は全国に及びまして、必ずしも都市市街地に限らなくて僻遠な町村までが該当するという不合理が生まれ、施行地域と未施行地域とが行政区画的にも地理的にも不規則に混淆するということになりますなど、到底政府案の粗筆と審議会の難航の状況を以てしましては、予定の期日には実施しがたいものと判断せざるを得ないのであります。
こんな石綿工業の粗筆的な原始産業です。こんな問題まで、しかも外資そのものとして導入する計画は非常に少いのです。少いからいいだろうというのではなしに、こんなくだらぬところまで日本の産業の今の劣等感をまる出しにするというのは、政府当局の識見というものに対してわれわれは疑念なきを得ないのです。こんなものを今何回も外資審議会の方で検討の対象にしておるということはおかしいように思うのです。
又、防衛出動に当つて広汎なる土地収用権等を与えんとする自衛隊法百三条の規定は、誠に粗筆不備でありまして、損害賠償等の措置も明確ならず、単に災害救助法を準用するという程度を以ては、憲法第二十九条の趣旨に合致しないと思われまするが、この権限の行使において、如何なる事態、如何なる場合が予想されるか。又、今次ビキニ湾の原爆被害に鑑みましても、人命等の補償は如何に考えるか承わりたいと思います。
西部のほうの諸河川では洪水を地下へ吸収いたしまして、洪水を、何と言いますか、粗筆な土地へばらまきまして、そこで地下へ吸収させて、地下水として更に利用して行くというお話のようでございますが、これは日本でも特別な所は考えることができるのじやないかと思います。そういうような方式でやります所は余りだくさんはないと思いますが、やはりそこのところは考えるべきじやないかと思います。