1954-09-15 第19回国会 衆議院 農林委員会 第69号
またそれによつて、よく国民は米のみで生きるものではない、やはり麦というものもできるだけだんだんと食べる、粉食奨励等の意見も出ておるのでありますから、さようにしてできるだけこれらの普及をはかることも一つの方法じやないかと考えておる次第であります。
またそれによつて、よく国民は米のみで生きるものではない、やはり麦というものもできるだけだんだんと食べる、粉食奨励等の意見も出ておるのでありますから、さようにしてできるだけこれらの普及をはかることも一つの方法じやないかと考えておる次第であります。
ところが国外から米を輸入するということは、今日の国際収支の上からいって容易でない事態だということで、粉食奨励等の考慮も加わって来ておりますが、いずれにいたしましても、昨年の供米成績を見ますると、二千百万石の予定が二千五十万石か三十何万石かと思いますが、それよりも集まらないという状態であります。去年などは二千百万石は悠々たるものだということで相当自信のほどを示されたはずです。
従つて粉食奨励等に力を注ぎまして今後進んで参りたいと思います。
併し食糧増産の我が国経済上における意義というものが極めて大切であるということは、これはもうどういう立場に立たれるかたでありましても御異論のあろうはずはございませんので、たとえ食生活の改善、粉食奨励等をいたしてみましたところが、食糧増産の必要性はいよいよ高くなるのみであるという考えを以ちまして、当委員会の御決議等の趣意もございまして、私としましては緊縮予算の方針の中において何とか最善の予算を計上いたしたいということで