1986-10-23 第107回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
一、粒型が細長い、それから二つ、粒ぞろいが悪い、三つ目に砕け米の混入が多い、四つ目が粉状質粒の混入が多い、で、御飯に炊いたときに粘り気がない、要するにこういう特性を持っているということなんです。
一、粒型が細長い、それから二つ、粒ぞろいが悪い、三つ目に砕け米の混入が多い、四つ目が粉状質粒の混入が多い、で、御飯に炊いたときに粘り気がない、要するにこういう特性を持っているということなんです。
ただいまアルボリオJ1なりJ10等あるいはサンプルを見せていただいているかと思いますが、これもやや粉状質だということは聞いておりますけれども、その辺の識別の問題というのがございますし、また粉にいたしますれば、これはまた穀粉等として同じく人の口に入り得る可能性もあるというような問題がございます。
それから、識別性の問題でございますが、アルボリオJ1なりJ10の問題といたしましては、非常に大粒で粉状質だということは日本のいままでのジャポニカ系の品種とは確かに相違点はあろうかと思います。しかし、これは粉にすれば人間様の口に入り得る加工食品用にも向くというふうにも言われておりますので、その辺につきましては、横流れ等の問題も心配であるということは否定できないと思います。
また、えさ米ということで、在来種のものにいたしましても、あるいはただいま先生からお話ございましたアルボリオJ1なり、J10、これはやや大粒である、粉状質であるというような特性があるようではございますけれども、一般の主食用の米との識別というものがつけにくいという問題がございます。 それから、多収穫として注目されております。