1955-06-08 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第20号
そうしますと、今専門家がそれらの粉塵の発生する事業場にはなかなかおられない、こういうことですが、ではこの法律を実施したならば、すぐにそういう医者が各粉塵発生の事業場に配置されるような措置を労働省はおとりになるつもりでございますか。
そうしますと、今専門家がそれらの粉塵の発生する事業場にはなかなかおられない、こういうことですが、ではこの法律を実施したならば、すぐにそういう医者が各粉塵発生の事業場に配置されるような措置を労働省はおとりになるつもりでございますか。
一つは粉塵発生の抑制であります。粉塵の発生するのを防ぐ従来給水、さく岩機に水をやること、この給水はウオーター・タンクを使用しておつたのであります。併しながら粉塵を防ぐという意味合から水が非常に効果的である。さく岩作業のみならず、その切羽の周囲の岩盤に撒水することによつて相当効果がある。
勿論それは一例でございまして、その作業状態或いは粉塵発生の防止の仕方によつてはおのずから異つて参るわけでございます。 次に今度は粉塵の中に存在しておる遊離けい酸の問題がございます。遊離けい酸と通常申しておりますのは石英、普通俗語的には水晶と申しておりますが、SIO2という分子式を持つております一つの物質でございます。その石英を通常は遊離けい酸と申しております。