1968-06-03 第58回国会 参議院 大蔵委員会 第29号
下請の問題は、当然食糧庁でも、米麦輸送について日通が元請で、各地元の農協が下請をしておる、この事実は御存じだと思うのです。いろいろなプール料金がありますけれども、いまここで話を単純にしてわかりやすくするために出庫料の問題だけを取り上げてみたいと思うが、各県別に下請の農協がどのくらいの出庫料をもらっておるか、食糧庁でお調べの範囲、わかっておるだけでけっこうですから、お知らせ願いたいと思います。
下請の問題は、当然食糧庁でも、米麦輸送について日通が元請で、各地元の農協が下請をしておる、この事実は御存じだと思うのです。いろいろなプール料金がありますけれども、いまここで話を単純にしてわかりやすくするために出庫料の問題だけを取り上げてみたいと思うが、各県別に下請の農協がどのくらいの出庫料をもらっておるか、食糧庁でお調べの範囲、わかっておるだけでけっこうですから、お知らせ願いたいと思います。
せんだって農林大臣から、全国通運に米麦輸送について元請一〇%まかせる、このような話があったわけですけれども、大臣と事務当局との間はまだ打ち合わせができてないように私若干聞いたわけですけれども、全国通運、日通、それから食糧庁との三者の打ち合わせの結末ですね、米麦輸送についてどのようになっているのか。
食糧庁長官がお忙しいと思いますので、食糧庁のほうに移りたいと思いますが、米麦輸送について、食糧庁と日通、全通運でいろいろ話し合いしたと思いますが、新聞記事によると、日通独占ほぼ通る、食糧庁と覚え書きをかわした、運賃が日通を経由することは全通運として了承しかねるというようなことを書いてありますけれども、食糧庁としては、この米麦輸送に対してどのような姿勢をおとりになるつもりであるのか、いかがでしょう。
○政府委員(大口駿一君) 米麦輸送の問題につきましては、食糧の統制開始以来、日通一社と契約をして今日にまいっておるわけでありますが、その理由といたしまするところは、全国的な規模で食糧を円滑に輸送するという目的に照らしまして、規模並びに能力等を勘案してそのような契約で今日まで至ったわけでありまするが、最近におきましては需給事情も戦後よりだいぶ緩和をいたしまして、いわゆる緊急輸送の必要性というのもだいぶ
○柴谷要君 要約しまするというと、米麦輸送の問題については、プール計算で一括日通との契約をする、その契約をする中において全国通運の代表者を加えて、そしてこれはいわゆる基本料金は実費で輸送をさせる、その他指定料金なり、所定費用というものはプールの計算で支払う、こういう内容が決定をされたということでいま説明なされたんですが、それは間違いありませんか。
○柴谷要君 私は、前回に引き続きまして、日通の今日まで行なってまいりました米麦輸送の問題について、少しくお伺いをいたしたいと思います。
○大口政府委員 米麦輸送の問題につきまして、長年にわたって日本通運と一括契約を結んで輸送をしておるわけでありますが、最近において、日本通運以外の通運業者であります全国通運株式会社が、運輸省におかれましても通運業の健全なる発達という趣旨で、日通と併存して育成していくという方針をとっておられることも念頭に置きまして、また、従来の独占輸送に対するいろいろな御意見等も念頭に置きまして、昨年の末、今年度の輸送契約
これは昨日の新聞でございましたか、いわゆる今回の日通問題をめぐりまして、日通の独占輸送ということに相当な批判が起きまして、特に米麦の輸送については、複数の形態において輸送すべきだという提案がなされておりますが、これに対しまして、いわゆる日通が提起した米麦輸送改革案というものを、他の運送機関である全国通運が不参加ということを表明しておりますが、これは問題が非常に重大であろうと思うのでございます。
○田中説明員 現在食糧管理を運営している立場といたしまして、米麦輸送を全国的に行なう立場といたしまして、いまのところ、これを効率的に、しかも確実に実行する相手方といたしまして、やはり日通のこの機構に匹敵するものはないという認識に立っているわけでございますが、三十四年ごろの衆議院の委員会等におきましても、運輸大臣なり農林大臣なりあるいは経済企画庁長官が出られた席に私も出たことがございますが、やはりそういう
この点について、米麦輸送についての日通独占、これを、物価の引き下げということからあなたはどのように考え、あるいはまた、庁内においてどのようにいま検討されておるか、あるいは、将来どのようになさるのか、その点を明確に御答弁願いたいと思います。