1994-12-06 第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第5号
一つは、実は御案内のとおり、現行の食管制度は制度と現実との乖離が極めて大きいということはもう事実でございまして、昨年のいわゆる輸入米に伴う米騒動等における社会的な混乱という点を見ても明らかでございまして、生産者のサイドからもあるいは消費者のサイドからもそれぞれの食管制度の根本的見直しということが要請されておりまして、そういう時期に来ておるということが一つでございます。
一つは、実は御案内のとおり、現行の食管制度は制度と現実との乖離が極めて大きいということはもう事実でございまして、昨年のいわゆる輸入米に伴う米騒動等における社会的な混乱という点を見ても明らかでございまして、生産者のサイドからもあるいは消費者のサイドからもそれぞれの食管制度の根本的見直しということが要請されておりまして、そういう時期に来ておるということが一つでございます。
そして、その中に、備蓄、在庫、この備蓄を適正に持っていくということが今回の米騒動等についての大きな反省点だ、こういうふうに思うわけですね。
そこでまず、ミニマムアクセス受け入れの決定、大凶作に続きます一連の米騒動等、いわば社会不安、混乱につきまして総理はどうお考えになっておられるか、お聞きしたいと思います。
○加藤国務大臣 平成米騒動等の問題の際にも私たちは改めて備蓄の重要性というものを痛感し、今後これに対して真剣に取り組みたいと考えております。
(拍手) 思えば、私は、第一次世界大戦後のデモクラシーの風潮、ロシア革命、米騒動等に刺激されて、早大在学中より友人浅沼稲次郎君ほか多くの同志とともに社会主義運動に身を投じ、卒業後は雪の越後の農民の中に入って、その解放のために戦い、普通選挙の実現に伴う無産政党の創立に参画し、やがて国会に議席を占めるに至りましたが、力の足らざりしことを深く恥じ入る次第であります。