1979-12-21 第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
お手元にございます答申の内容に書いてございますように、共通認識といたしましては、やはり米過剰下での引き上げは経済原則や消費者の心理に反するとか、また米の消費拡大が緊要な課題であるとか、または現在の食管の直面しておる厳しい財政事情ということが十分理解できるとか、また売買逆ざやの解消には慎重を要するとか、麦の対米価比については適切な配慮を払う必要があるというような共通の認識を前提にいたしまして、意見が三
お手元にございます答申の内容に書いてございますように、共通認識といたしましては、やはり米過剰下での引き上げは経済原則や消費者の心理に反するとか、また米の消費拡大が緊要な課題であるとか、または現在の食管の直面しておる厳しい財政事情ということが十分理解できるとか、また売買逆ざやの解消には慎重を要するとか、麦の対米価比については適切な配慮を払う必要があるというような共通の認識を前提にいたしまして、意見が三
現下の米過剰下の生産調整中におきましても、米作にかける農民の意欲はきわめて強いものがありました。すなわち、適地適産の観点からして、この地方は米でいくべきだとの考え方を基本とし、また長年の米作のために払われた基盤整備は簡単には他に転換しにくいという事情もあり、米生産の生産性向上、大型機械化、流通の近代化への努力が続けられておりました。