2014-03-19 第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
農業者は、やっぱり今までブランド米、質の良い、おいしい主食用米を生産するということに意欲を持って取り組んできたと。ところが、正直言うと、飼料米を作れと言われても、ちょっとモチベーションが下がると。餌米なわけですからね。今までおいしい、質のいいと思っていたやつがそうじゃないものにと言われると、ちょっと下がるという、正直言ってという話もありました。
農業者は、やっぱり今までブランド米、質の良い、おいしい主食用米を生産するということに意欲を持って取り組んできたと。ところが、正直言うと、飼料米を作れと言われても、ちょっとモチベーションが下がると。餌米なわけですからね。今までおいしい、質のいいと思っていたやつがそうじゃないものにと言われると、ちょっと下がるという、正直言ってという話もありました。
それと、最近、農業の中で中山間地帯の農業をどうするかということになってくると、やはり中山間地帯というのは、米質の面においてもそうでありますし、規模的な面においてもそうでありますし、いろいろの面で非常に不利な面があるわけでありますから、そこら辺における米価の下げというものが中山間地帯における農民の意欲というものをますますそいで、中山間地帯の農業というものが将来にわたって非常に問題になるんじゃないかという
しかも、これから需給価格でやっていくのでありますという考え方を前提としますと、不作のときには米質が低下します。つまり、うまい米がそれだけ少なくなってくるということなのでありまして、そういう意味では良質米の方のできのいいところはわっと上がっていくという可能性があるわけです。
そうすると米質が悪くなるとか、あるいは南の方の国の稲の品種でございますので北の方でつくりにくいとか、いろんな欠点が出てまいります。
それから、私どもも基本的に今日まで優良銘柄米が育ち、米質の向上等に果たしてこられた御努力なりも買っております。また、そうしたこれからの生産の方向について、私どもは決してこれを変更するとか、極端に伝えられたような銘柄米制度を廃止するなんということは毛頭考えておるものではございません。この点についてははっきり申し上げておきます。
○政府委員(矢島錦一郎君) これは私どもも専門家でございませんので、技術行の専門家から聴取した話でございますが、一概に古米と言いましても、米の貯蔵の温度によって米質がかなり違ってくると、お米というのはそのぐらい、酒米というのはお酒に非常にデリケートな影響を与えるということは事実のようでございます。
○矢島政府委員 私も専門でございませんので、技術的な事柄でございますので技術の専門家から聴取したことでございますが、古来と言っても、米の貯蔵の温度によって米質が相当変わっているということで、酒造に当たりましても、貯蔵温度による米の質の変化というのは相当大きな影響があるというふうに聞いております。
一つの例証として、いわゆる標準価格米、質は若干落ちますけれどもお安くなっておりますよという政府御推薦のお米です。これが政府から原料として売り渡されるのは東京において何%を占めておるか、そして実際に標準価格米として売られている数量は何%であるか、それをお伺いしたいと思います。ギャップがあるはずです。
○説明員(杉山克巳君) ことしの米はまだ本格的な収穫の段階に至っておりませんので、どんな米がどの程度出てくるかということはこれからの問題でございますが、御質問にありましたように、ことしはいつもの年よりはよほど低品位米、質の悪い米がたくさん出てまいると思います。私どもこの米につきまして、主食に向くものはできるだけ自主流通で売るようにという指導をしております。
具体的に徳用上米、あるいはそれも含めた標準価格米、質のよい標準価格米をいつでも店頭で買えるというような体制をやはりぜひつくっていく上で、計画などももっと地域の実態に即したものにしていくことを、強く要望いたしておきたいというふうに思います。
ですから、自主流通米制度にのっとって、米質改善等に奨励施策を講ずるということになれば、何もこれは昭和四十六年度に予見しがたい事態ということには全然ならぬわけですね。
北海道は過去二、三年過剰米が出るようになってから品種の改良、食味のいいもの、米質のいいもの、まあ北海道はやっかい道でどうも米が悪いということで、これは自民党の農林部会では私どもはもう身の縮む思いで、会議のあるごとにそういう話を聞かされ、これを訴えておった。これを聞き伝えた指導者はそういう方面の努力をしてきた。
食味が悪い、米質が悪い、災害にあう、米は余っている。そういうことから複雑な農民感情になっているわけでございます。今回の冷災害についても過般初山別で自殺者が出たというような非常に悲惨な状態でございます。
現在沖縄に三万五千三百トンを送る計画がすでに実行されておりますが、このうち九州の福岡、佐賀、熊木、宮崎、鹿児島というふうな米でございまして、そのうち一番多いのは熊本の米、あるいは佐賀の米でございまして、米質から言いまして決して悪い米ではないと私ども考えております。
○美濃委員 これは申し上げておきますが、日本のいまの米の質は、日本人に向く食味としては——先ほどお話がありましたように、輸入米といっても、輸入米は質は非常に落ちるわけですから、日本人の食味に向く米質としてはかなり完成されていると思うのです。
日本の米質というものは、こういう差し迫った米価を決定する時点で、あなたが言うように軽々として表現するような問題であるかどうか。どういうことを考えてそんなことを言っているのか、これをひとつ伺っておきたい。
けれども、私がいま申し上げましたような、予約減税であるとか、あるいは硬質米加算であるとか、あるいは時期別格差であるとかいうようなものは、それなりに地域的な関係やあるいは時期的な関係があり、あるいは硬質米加算のごときは米質そのものの関係でありまして、味は悪いけれどもたきふえがするというようないろいろな問題がございますが、とにかく、十数年間ずっとやってきたものをやめなければならないような理由がございますか
次は、今回の冷害によりまする米質の悪化によって――実は食糧月もずいぶんこの点については配慮いただきまして、前回の委員会では、水分過多のいわゆる規格外については、品位五等についても水分含有一八%まで認めようということを明らかにされたのでありますが、その際、等外のいわゆる整粒米の含有三〇%以下については、まだ現地の調査中であるということにおいて即答されなかったのですが、私はそのときに、これは等外全部ということも
昨日も上京前に札幌で北海道食糧事務所に立ち寄って、昨日までの出荷状況とか、あるいは米質等についても具体的な見解を実は聞いてきたわけですが、これは早期決定を要するということは、たとえば先ほど政務次官からお話のあった三期米の十日間延長の問題にしても、結局、適合する新たな規格というものがきまらないと、なかなか玄米を調製して出荷できないということは、食糧庁長官も御存じのとおりであります。
最近は米質を保つために、倉庫の設備等についても、あるいは高温倉庫であるとか、あるいは低温倉庫であるとか、そういう完全な倉庫設備というものを行なって、その倉庫というものはもっぱら政府の保管米の管理というところに向けられておるわけです。
しかもこのコンバインの使用によりまして、米質に物理的損傷を起こすという問題も出てきております。これを一体どういうふうにやっていくのか、この辺から申しましてコンバインの今後の改善というようなことが非常に急がれるし、またこれの習熟というものにつきましても、いろいろと検討しなければならぬ問題を幾多かかえておるわけでございます。
○河野国務大臣 別の機会にも申しましたように、今年度の産米が比較的良質米が少のうございますので、韓国ともし適当な米質のものが適当な価格で入手できるようならば、ある程度の量、ごく少量でございますが、要求があれば買ってもいい、むろん韓国のことでございますから、そう大きな量を望んでおるわけではないのですが、商談に応じようという方針をとっておるわけでございます。
期待する米質のものがあれば買ってもいいのじゃないかと思います。