1987-11-30 第111回国会 衆議院 本会議 第2号
次は、国際経済の混迷と米財政赤字等についてのお考えに対してであります。 国際経済が直面する諸問題の解決のためには、日米両国の協調と努力が不可欠であります。我が国としては、引き続き、内需拡大、輸入拡大、国際社会への貢献、個別案件の処理等に努める決意でありますが、米側においても、引き続き、財政不均衡の是正、競争力強化のための自己努力、これが強化されることを期待いたすものでございます。
次は、国際経済の混迷と米財政赤字等についてのお考えに対してであります。 国際経済が直面する諸問題の解決のためには、日米両国の協調と努力が不可欠であります。我が国としては、引き続き、内需拡大、輸入拡大、国際社会への貢献、個別案件の処理等に努める決意でありますが、米側においても、引き続き、財政不均衡の是正、競争力強化のための自己努力、これが強化されることを期待いたすものでございます。
という意見とか、あるいは米商務省のシカゴ出張所のジェラルド・マークスという方が日米貿易問題をテーマに講演をされて、シカゴでありますが、「米国の巨額の貿易赤字の原因として、いちおう外国市場の閉鎖性や米財政赤字にも触れたものの、あとはほぼ米国企業を批判」して、「大多数の米企業は輸出に全く関心がない」「目先の利益ばかり追う経営姿勢が国際競争力を損ねている」「米企業の海外生産拡大も赤字の元凶」というように問題点
きょうの夕刊を見ますと、なるほどと思いましたのは、「西独、九〇年に二百五十億マルク減税 連立三党合意 一部を来年実施」、これが一つ出ておりまして、「米財政赤字、一月大幅減」、大変結構なことなんでありますけれども、どうも周辺はかなり決意を新たにいろいろな問題に取り組んでいるなというのが率直な感じでございます。
世界景気の回復にとって、重大な障害になると懸念されている米金利を、押し上げる米財政赤字の膨張については「米国の景気拡大による税収の伸びの回復が進めば赤字は減ってくる」と楽観的な見通しを語った。こういうふうに言っているわけですね。 そうしますと、八四年度予算というものが依然としてまだ確定してないというのがいまのアメリカの情勢ですね。