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63件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2012-03-01 第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号

一九五七年の日米綿製品協定によりまして、日本綿製品の対米輸出自主規制に追い込まれました。その後も、鉄鋼、テレビ、繊維、自動車と、ことごとく対米輸出自主規制に追い込まれてまいりました。あるいは、大店法改正日米保険協議によりましては、米国企業日本に進出をしやすいように制度まで変えさせられたわけであります。  

小里泰弘

1995-02-09 第132回国会 参議院 商工委員会 第2号

ところが、私が卒業しました昭和三十五年は日米綿製品のトラブルの起きた年でありまして、就職をいたしました瞬間から実は私は貿易摩擦の中で暮らすことになりました。今振り返ってみますと非常に複雑な思いがいたします。  そして、私は今委員がお述べになりましたような懸念というものは当然ながら出てくると思います。そして、それは既存の貿易構造の中だけでは私はないと思います。  

橋本龍太郎

1973-07-10 第71回国会 衆議院 商工委員会 第40号

それからまた、いまのところは日米綿製品協定が結ばれるということがあって、在庫が非常にタイトになっておったところへ需要がふえてきましたから、そこでどんどん景気がよくなって、いまのところは非常に仕事が忙しいのでありますけれども、しかしもうすでにそのかげりが出てきておることもあなたは御承知だと思うのでございます。

福田一

1970-04-09 第63回国会 衆議院 内閣委員会 第12号

いままでの繊維規制問題がここまで来る過程を振り返ってみますと、これは大臣がよく御存じのとおりでありますが、六三年にこの対米綿製品輸出規制協定ができあがった。そうして六八年にニクソン大統領が、立候補にあたって、毛、化合繊等製品についての輸入規制を明らかにした。これは意思表示でしょうね。そこで昨年の五月にスタンズ商務長官日本にやってきて、ここで相当大きな問題が出てきたわけですね。

大出俊

1970-03-05 第63回国会 衆議院 予算委員会 第10号

第九は、わが国が対米綿製品自主規制を開始した一九五六、七年当時と現在とでは全く事情が異なっておりますし、対米綿製品規制で体験した、正直者がばかをみるあやまちを二度と繰り返すべきでないと考えております。  最後、第十は、貿易拡大基本精神とし、ガットの例外として暫定的性格を持って実施されたはずのLTAは輸入制限の具にのみ利用され、永久化、固定化しようとしております。

足立篤郎

1970-02-19 第63回国会 参議院 本会議 第4号

昭和三十二年に締結しました日米綿製品協定の痛い失敗にかんがみまして、この問題は日米二国間で取りきめるべきではありません。そのことを踏んまえて、固い決意で政府がこの問題を解決されるよう、強く要望しておきます。  第二は、損害事実の立証は日米間で準備会談をするとしても、その確認は、内にあっては業界の了承が必要であり、外にあっては関係第三国、すなわちガット加盟国の了解を求めるべきであります。

瓜生清

1969-12-02 第62回国会 参議院 商工委員会 第1号

また、現在の日米綿製品の取りきめよりフレキシブルのものとしたいというようなことを正式に言ってまいりました。その提案に対しまして、十月の十日に、わが国のほうから、このような問題の解決はガット原則に基づいて行なうべきものである。また、ガットのルールに従った多数国の討議であれば参加する用意があるけれども、その場合、被害の究明が第一である。

植木光教

1969-04-10 第61回国会 参議院 商工委員会 第9号

政府委員高橋淑郎君) 二つに分けてお答えしたいと思いますが、先ほど申し上げました日米綿製品取りきめを結びました当時は、確かにアメリカ繊維産業、なかんずく綿産業というものは非常に苦しい状況にありまして、先方の立場もわからぬではないということで、取りきめに応じたわけでございます。もちろんその基本になるものは、国際綿製品取りきめというものがございます。

高橋淑郎

1967-05-06 第55回国会 参議院 予算委員会 第7号

完全に五〇%は下げないという状況になってまいっておるわけでございまして、そういう意味におきましては、日本の対米鉄鋼、あるいは対米綿製品輸出というものは、相当大きなウェートを占めておるわけでございます。その面におきましては、かなり深刻な若干の影響があるというふうに考えるわけでございます。

鶴見清彦

1967-03-29 第55回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号

こう一つは、この前私、三木さんが通産大臣のときにも一回取り上げましたけれども、日米綿製品協定のようにはっきりとワクをきめてくる、もうこれなどは明瞭な輸入制限ですよ。だから、関税で話をするならば、貿易というものは輸入制限がないという前提でなければ、幾ら関税を下げようがどうしようが、片一方はもうワクが締めてあるのなら、関税の効果なんか全然及びはしないわけですからね。

堀昌雄

1966-03-22 第51回国会 衆議院 大蔵委員会 第24号

そこで、私が大臣にお伺いをしたいのは、日米綿製品協定の問題は、ことしの末になりますと一応協定期間が切れるわけでありまして、これはガット一般協定ですかの問題でも取り上げられることになるだろうと思うのですが、私は、この一般的な綿製品協定というものの中には、やはりブラウスの問題とか、いろいろ問題があろうかと思うのです。

堀昌雄

1966-03-03 第51回国会 衆議院 予算委員会 第20号

その他、日米綿製品協定石炭対策炭鉱離職者住宅対策大型プロジェクトの推進、共産圏貿易貿易大学の設置、公害対策万国博覧会開催事業費地元負担営利企業への就職中小企業組織整備及び近代化対策工業用水道事業に対する補助、再販売価格維持契約電力料金適正化、独禁法の運用管理価格鉄鋼輸出別ワク制度勧告操短等の諸問題について熱心な質疑応答が行なわれました。  

植木庚子郎

1966-02-24 第51回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号

そこで目をアメリカに向けてみたいと思いますが、これも日米綿製品協定、これは時期が来ているですね。これについて私はこう思う。もはや日米綿製品協定必要性基本問題は解消した、したがってこれはやめるべきである、廃止すべきである、名目は日米友好貿易額増進、こうなっておりますけれども、その具体的事実はその逆になっているわけでございます。したがって、これは日本人であるならばやめるべきであります。

加藤清二

1966-02-10 第51回国会 衆議院 予算委員会 第10号

そこで、外務大臣、認識を新たにしていただきたいことは、日米綿製品協定の取りきめは、表向きは穏やかにできております。しかし、内容たるや、ほとんどが日米友好通商航海条約違反でございます。その内容を簡単に申し上げますると、最初のクォータがきめられておる。それは、アメリカオール生産の五%、その五%のうちのわずか二四%、これが日本の最高の占拠率だった。

加藤清二

1965-08-06 第49回国会 衆議院 予算委員会 第4号

三木国務大臣 御承知のように、日本はあの綿製品取りきめの内容を不満として、そして内容にわたって日本はこれをこのように改正してもらいたいという要望を出して、それが満足な返事が得らなくて、その会談は今日まで成果をあげないでおるわけでありますが、日米綿製品の安定的な拡大のためには、日本要求アメリカが入れて、そして取りきめができることが好ましいと思っております。

三木武夫