1954-02-25 第19回国会 参議院 予算委員会 第3号
今輸入いたしております外米のうちで一番出高いのがアメリカのカリフオルニア米、それから台湾米などでございまして、この種類は日本米を向うに持つて参りまして栽培いたしました内地米種でございますから、現に配給の場合にも準内地米といつて配給いたしておるのでございまして、内地米と同じお値段で配給になつておりますから、お味といたしましては内地米と同じに私どもは炊いて頂けるのでございます。
今輸入いたしております外米のうちで一番出高いのがアメリカのカリフオルニア米、それから台湾米などでございまして、この種類は日本米を向うに持つて参りまして栽培いたしました内地米種でございますから、現に配給の場合にも準内地米といつて配給いたしておるのでございまして、内地米と同じお値段で配給になつておりますから、お味といたしましては内地米と同じに私どもは炊いて頂けるのでございます。
もし日本の技術を移入するならば、まず少くとも日本の米種とインドの米種とを混合したくらいの米種でなければむずかしいのではないか。日本の米が向うで育つたかどうか、これは別問題でありますが、そのようなことも農事試験場等で研究しているはずであります。
しかし現在連作をやるべき米種の問題については、すでに大部分が植えられたと思う。まず今年の五万町歩の中で予定される米種は、おそらく一万八千町歩以上になろうと思う。そのうち水田がなんぼ占めるかという問題です。かりに二分の一水田が占めたと仮定したならば、事前供出の割当そのままの米を出すというならば、遺憾ながらこの葉タバコを引拔いて今日これを他に植えなければならぬことになる。