2005-02-24 第162回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
○林政府参考人 この点につきましては、安保国会当時からも、もう先生十分御案内の上でお尋ねなんだろうと思いますけれども、ここに言いますアメリカの憲法上の手続、これは、我が国との安保条約だけではございませんで、アメリカが、太平洋諸国、太平洋にありますさまざまな諸国との関係において結んでおります相互防衛条約において、全部基本的には入っておるものでございます、米韓、米比等をごらんになればおわかりのとおりでございますけれども
○林政府参考人 この点につきましては、安保国会当時からも、もう先生十分御案内の上でお尋ねなんだろうと思いますけれども、ここに言いますアメリカの憲法上の手続、これは、我が国との安保条約だけではございませんで、アメリカが、太平洋諸国、太平洋にありますさまざまな諸国との関係において結んでおります相互防衛条約において、全部基本的には入っておるものでございます、米韓、米比等をごらんになればおわかりのとおりでございますけれども
その核基地、これは私どもは核は否定しておる、核三原則というものを堅持する、こういうことでありますから、沖繩が返ってくる前にそういうものが片づく、こういうことでありますし、さらにまた米韓、米台、米比等の有力なる基地としての沖繩の機能というものは、沖繩が本土に返った後には変貌するだろう、変わるだろう、これは当然でありますから。
米韓、米台、米比等の軍事体制は、日本も含むものであると理解されることが明瞭となってきております。ことに、三月三日、駐日アメリカ大使は沖繩で、アジアにおける日本の地位は、沖繩の極東における軍事的重要性とあわせて、沖繩、日本の一体化を強調しつつ、日本の防衛力強化を要望いたしております。ことに注目すべきことは、中国を敵視するゆえに、日本の防衛力体制がなくてはならないと言明いたしておるのであります。
○国務大臣(藤山愛一郎君) 御説のように、他のアンザスでありますとか、米韓、米華、米比等につきましては、今のお話にもございましたように、十年とか、二十年とかいう期限がついておりません。そして単に一年の予告ということでありますから、その意味において無期限━━期限なしであって、そして一年の予告でもっていつでも解消できる、こういうことになっております。
○岸国務大臣 御意見のように、米台あるいは米韓、米比等の相互安全保障条約に関連して、沖繩の危険に日本が、五条の規定で当然巻き込まれるというようなことは、一切私はないと思います。
しかし、一定の安定期間として十年が適当であるか、あるいは十五年が適当であるか、あるいは五年が適当であるかという点については、御意見があるかと思いますけれども、これを米韓、米タイ、米比等のような形にすることは、私は日米関係から考えて適当でないと、一定の安定期間を持つことが望ましいと、かように考えております。
次に、NEATOとの関係についての御質問でありましたが、言うまでもなく、米韓、米台、米比等の条約と本条約との間には、何らの関係はございません。ただ、日本に駐留しておる米軍が、極東の平和と安全に寄与するために、これらの地域において国連憲章に違反した侵略行為が行なわれた場合に出動する場合がございます。
また今のような米韓、米比等の短期間の期限の形のものもございます。われわれとしては、今の日本の置かれている立場その他の事情から申し、国際情勢その他極東における諸般の情勢等を考えまして、また十年くらいが一番適当ではないかということをわれわれ……。(「以前より緊張は緩和しているじゃないか」と呼ぶ者あり)今日まだ国際間の緊張というものは、完全に緩和はいたしておりません。
○国務大臣(岸信介君) 米華あるいは米韓、米比等のそれぞれの条約におきまして、共同防衛地域の問題もそれぞれの条約できめております。
ダレス新国務長官は、先に、「日米、米比等の三安全保障条約よりも、もつと大きな統一と力を築き上げ、もつと適切な安全保障機構を作り上げる方向に進むべきである」と述べているのであります。
また麦の価格を農民の納得の行く価格で質うということも、これも私が申し上げた通りでありますが、価格がだんだん自由になりますと、対米比等も基準年度ころの対米比にだんだんおちついて行くのじやないかと考えておりますので、私はさよう申し上げておるような次第であります。