1949-04-06 第5回国会 衆議院 本会議 第13号
このような民主的な再建を通じて独立國家の体面を保持いたして参ります場合において、先ほど申し上げたように、國際法上において明らかに誤りであると米本國において認められているものに対して、日本の國民自身が卑屈な態度をもつて、これに対して権利を放棄するという態度は、これは日本の民主的な再建の考え方において、まことに考えの誤りであるとわれわれは考えるのであります。
このような民主的な再建を通じて独立國家の体面を保持いたして参ります場合において、先ほど申し上げたように、國際法上において明らかに誤りであると米本國において認められているものに対して、日本の國民自身が卑屈な態度をもつて、これに対して権利を放棄するという態度は、これは日本の民主的な再建の考え方において、まことに考えの誤りであるとわれわれは考えるのであります。
そこで政府といたしましては、一億五千万ドルの外資がはいらなくなるということについては、相当重要な問題でございますので、政府はさらに最大の努力を拂いますとともに、さいわいにも関係当局及び米本國におきましても、日本再建のために外資導入が必要であるということを相当理解を得ていると思われますので、それにつきましては、なお今後最大の努力をいたし、その実現を期し、それによりまして、本年度の鉱工業生産の指数の変更