2021-03-24 第204回国会 参議院 予算委員会 第15号
○紙智子君 ちょっとかみ合っていないなと思うんですけど、要するに、米が何で過剰になって価格下がったのかということの原因について聞いたわけなんですけれども、これ今、米政策の考え方と言ったけれども、米政策そのものが、私、今もう破綻してきているんじゃないかと思うんですよ。
○紙智子君 ちょっとかみ合っていないなと思うんですけど、要するに、米が何で過剰になって価格下がったのかということの原因について聞いたわけなんですけれども、これ今、米政策の考え方と言ったけれども、米政策そのものが、私、今もう破綻してきているんじゃないかと思うんですよ。
御指摘のように、この予算が崩れるようなことになりますと、飼料用米政策そのものが崩れるということになりますので、農林水産省といたしましては、今後とも、農業者の方々が、飼料用米など主食用米以外の作物への生産に引き続き安心して取り組むことができるよう、必要な予算をしっかり確保してまいりたいと考えております。
一方、今委員からお話があったように、いずれにしても、この一億三千万、人口が残念ながら減りつつあるということでございますし、高齢化に伴って一人当たりの消費量もだんだんと減っていくということで、米でいえば毎年八万トンずつ消費が少なくなっていくだろうと、こういうような状況の中で米政策そのものの見直しもさせていただいたところでございますが、やはり今委員がおっしゃったように、特にアジアを中心として、世界の食市場
また、米政策そのものの見直しについても、主食用米偏重ではなくて、みずからの経営判断で需要がある麦、大豆、飼料用米等の作物を選択できるような環境にする、こういうことで、今、価格についてとおっしゃっていただいたとおりでございます。
そうでないと、米政策そのものがスタートをしたわ、もう思うようにいかなかったというふうなことであってはならないわけでありますので、どうぞひとつ、この点、大臣、どうでしょうか。相当慎重にというようなことは配慮をして、そして間違いのないようにしてもらわなきゃならないと思いますが、どうでしょうか。
ところで私は、この十万ヘクタール上乗せするというこのこと自体、米の問題、いわゆる米作、米政策そのものにとどまらない、大変大きく農政を基本から変えていく、そういうことになりかねないという点で、ポスト三期問題は大変重要な農政課題として位置づけておかなければならぬと思うのです。ですから、不用意に、米が余ったから十万ヘクタール上乗せしての減反だというだけで済む話ではない。