2010-03-09 第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
例えば、一九四六年二月十三日の憲法マッカーサー草案には、無償の教育、フリーエデュケーションとありますし、また、教育改革の設計図となりました同年三月三十一日の米国教育使節団報告書には、下級中等学校の後に、無償で希望者はだれでも入学できる三年制の上級中等学校の開設を勧めるとあります。
例えば、一九四六年二月十三日の憲法マッカーサー草案には、無償の教育、フリーエデュケーションとありますし、また、教育改革の設計図となりました同年三月三十一日の米国教育使節団報告書には、下級中等学校の後に、無償で希望者はだれでも入学できる三年制の上級中等学校の開設を勧めるとあります。
○政府参考人(近藤信司君) 我が国の教育委員会制度につきましては、当初は戦後の教育改革、大きな流れの中であれしたわけでございますが、昭和二十一年に米国教育使節団報告書の勧告でありますとか、日本の教育刷新委員会の建議、これもまた昭和二十一年に建議が出されておるわけでございますけれども、こういったものを踏まえまして、先ほど申し上げましたように、昭和二十三年の教育委員会法によって設けられたと、こういう経緯
私は米国教育使節団報告書というのを、昭和二十一年三月三十一日のやつをいつも持っておるんですが、この中で見ておりましても、神話を否定してないんですね、当時のアメリカ調査団は。「神話は神話として認め、そうして従前より一そう客観的な見解が教科書や参考書の中に現われるよう、書き直す必要があろう。」
私はやっぱりそのように先ほど先生の御質問の中にございました米国教育使節団報告書などもよく読んでみますと、もうちょっと拡大解釈して考えられるようなところが随分あったのじゃないか。
それから、米国教育使節団報告書も全部述べられてます。こういういわば重要な資料、文献を全面的にとにかく集録すべきこの資料編に、私は教育基本法が欠落しておるということは、これはゆゆしき問題だとして、文部省もせっかくその点についての検討をしていただきたい。私は要望するならば、教育基本法をあらためて掲載していただきたい。こういうふうに考えます。