1999-08-03 第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
委員各位、きょうは皆様に日本及びこの地域での米国安全保障政策についてお話ができることを格別の喜びと思う次第でございます。 元議員をしておりました私は、日米二国間関係のこの重要な時期に、また、当地域で我々がともに直面しなければならない問題がたくさんあるさなかにおいて、この委員会で講演をするようにという光栄を与えていただいたことに感謝する次第です。
委員各位、きょうは皆様に日本及びこの地域での米国安全保障政策についてお話ができることを格別の喜びと思う次第でございます。 元議員をしておりました私は、日米二国間関係のこの重要な時期に、また、当地域で我々がともに直面しなければならない問題がたくさんあるさなかにおいて、この委員会で講演をするようにという光栄を与えていただいたことに感謝する次第です。
日米の安全保障同盟はアジアにおける米国安全保障政策のかなめ(リンチピン)である。」こういう表現もあります。ここのところはこういう認識を共有されますか。
米国といたしましても、このような国際情勢の新たな展開の中にあっても均衡と抑止というものをはっきり米国安全保障政策の中核に据えていく、そのような形で米国及び同盟国の利益を守っていきたいということを申し述べているわけでございまして、太平洋地域との関連におきましても、米国は従来からの基本戦略であります前方展開戦略、あるいは柔軟反応戦略、抑止戦略といったものを引き続き維持していくことを明らかにしております。